『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

2014-01-31から1日間の記事一覧

親しんでいるお経はいつ中国語に訳されたか

真宗聖典からの情報では三経一論は、 『仏説無量寿経』 曹魏天竺 三蔵 康僧鎧(こうそうがい) 訳す 『仏説観無量寿経』 宋の元嘉中に 畺良耶舎(きょうりょうやしゃ) 訳す 『仏説阿弥陀経』 姚秦の三蔵法師 鳩摩羅什 詔を奉(うけたまわ)りて 訳す 『無量寿経優…

「パン派? ごはん派?」

今週のお題「パン派? ごはん派?」 ごはんがおいしいところに住んでいる。無農薬の新米ってのは甘いのである。この冬も炊き立てうまうま飯を食べている。リニューアルしたパナソニックの炊飯器の活躍もあろう。早炊きにせず銀シャリモードで炊いている。こ…

仏法聞きたいと思えども、 仏法またよろこびがたし。

「正信偈をよもう」源空章、聞き書きその三 弘経の大士・宗師等、 真実の教・無量寿経(大経)を弘(ひろ)めてくださった、如来の本願を説いてくださった、 曽我量深、「仏教の歴史は本願の歴史」すべて本願に基づいてとかれた教え。それが親鸞の仏教史観。 大…

「無為(むい)」本生譚より

「正信偈をよもう」源空章、聞き書きその二 無為ということについて、小学校の時の教科書に釈尊の本生譚が書かれていた。 森をさまよっていたら、清らかな声が聞こえた。 あたりを見回すと羅刹がいた。羅刹てわかる?鬼。 鬼があんな清らかな声を出すわけが…

速やかに寂静無為の楽(みやこ)に入ることは、必ず信心をもって能入とす、信心一つで楽になれる世界。

「正信偈をよもう」源空章、聞き書きその一 木越樹先生の講義をもう少し丁寧にまとめておきたい。聞いたことなので書ききれなかったことも多い。自分にわかるよう言葉を少し足す。太字は真宗聖典の言葉。 議題は、「正信偈をよもう」源空章 真宗聖典p207「生…