『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

式初段

式初段
念仏修行の要義、区なりといえども、他力真宗の興行はすなわち、今師の知識より起こり、専修正行の繁昌はまた、遺弟の念力より成ず。流を酌んで本源を尋ぬるに、偏に是祖師の徳なり、須らく仏号を称して師恩を報ずべし。頌に曰わく、

伽陀 若非釈迦

ねんぶしゅぎょうのようぎ まちまちなりといえーども たりきしんしゅうのこうぎょうはすなーわち こんじのちしきよりおーこり せんじゅしょうぎょうのはんじょうはーまた ゆいていのねーんりきよりじょうず

微音 ながれをくんで ほんげんのたずねるに ひとえにこれ そしのとくなり すべからく ぶつごうをしょうじて しおんのほうずべし

じゅにいわく