『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

「放射能」の授業

秋の終りに、小学校5・6年生を対象にした放射能の授業があった。学校公開日でもあったので聞きに行ったが、まるで※「アリス館」の出張所だった。講師は富山からこられた方で、ガンダムを作っているんだそうだ。ガンダム作りで妙に盛り上がっていた。放射能の授業なのに、講師がなんでへらへらしているんだろう。

放射線量の高い食物がなぜ食べられないのか、放射線量の高い地域になぜ住めないのか、原子力発電について反対の声があるのはどうしてなのか。この三つは子ども達には伝えられなかった。自然から浴びる放射線量は0.4svで、2.4svまで人体に影響がない、と言った。聞き違えかもしれないが、「m」を言ってなかった。塩は体にとって必要なものだけれども、塩をたくさん取るとガンになることがあるが、放射線も同じこと。と話した。「放射能をみてみよう」と持ってきた装置で体験してた。だんだん気分が悪くなって教室を出た。
※アリス館志賀-北陸電力 www.rikuden.co.jp/alice/index.html