『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

「登高座作法の流れ(数珠の置き方・巻式の所作法)」<2>

登高座→置柄香炉  →手をいったん膝の上に置く
焼香 
左手を前卓にかけて焼香二握 
巻式文 
膝上でやや斜めに保つ 両手で表白まで巻きこむ 
前机の手前にのせて、おしやるようにもとの位置に戻す
把柄香炉
膝の上でたもつ
持撥 
柄香炉の柄と交差させ左手の親指で挟み、紐を三つ折りにして磬撥を握る
三礼 
三帰依文 「とうがんしゅじょう」で立つ 
撥を右膝側について、左ひざをたて 磬打
●一切恭敬 右ひざもたてる 蹲踞 ●磬打 撥を置く   
じきえぶ とうがんしゅじょう
自帰依仏 当願衆生 たいげ… ほつ…
自帰依法 当願衆生 じんにゅう… ちえ…
自帰依僧 当願衆生 とうり… いっさいむげ 蹲踞のまま磬打●
撥をついて、左、右ひざの順に座る
持撥 
座ってから柄香炉と撥を平行に持ち唄文
唄文 
(暗記)如来妙色身 世間無与等 一切法常身 是故我帰依 
にょらいみょうしきしん せけんむよとう いっさいほうじょうしん ぜこがきえ●

(続く)「登高座作法の流れ(数珠の置き方・巻式の所作法)」<3>