『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

前向きな劣等感

う、来月の法話依頼があった。スマホの予定を確認して「空いてます」とつい、言ってしまう。

永代経などの講師を頼むしんどさがわかるから、よっぽどのことがないと断らない。もちろん、「参り会のお寺の報恩講中日」なんていうのは、「よっぽどのこと」である。だから9月の半ばから10月は報恩講が多いのでほとんど法話が無い。すぇーふっ。

法話依頼されると「私なんかでいいんですか。」とつい言ってしまう。他者が言うと、なだめてしまう言葉なのに、つい言ってしまう。「感話に毛が生えているようなもんですよ。」ともいう。毛は生えている。念仏って言うし、唯念仏も言うし。そもそも毛なのか?まぁ、いい。よくないか。

常に劣等感を抱えているが、これが結構前向きな劣等感で、「劣等感を抱えているからこそ」言葉で表現したいこともある。少し。

あーーーーー。

そろそろ3月、法話シーズンだ。