『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

有情ようやく身小なり 正像末7

劫濁のときうつるには

有情ようやく身小なり

       ヒトノミチイサクナリ 

五濁悪邪まさるゆへ

  アクゴウノマサルナリ

悪龍・毒蛇のごとくなり

ヒトノココロ悪ノマサルコト悪龍毒蛇ノヨウニナルナリ

正像末和讃」7

身が小さくなるということは、仰ぐものを失うということ