『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

減ればうれしい、増えれば悲しい。

お講で話したことの資料の一部

探していた記事を見つけた。

警察庁のまとめによると、自殺者数は4年連続減少していて、昨年に続き3万人切った。2014.1.16 のニュース。

参考: http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140116/dst14011611090005-n1.htm

2013年の全国の自殺者数は2万7195人で、前年に比べ663人少なくなった。

2012年は2万7858人。

各年代で減少しており、最も減ったのは60代で前年比241人減の4362人。健康問題や経済・生活問題を動機としたのが減った。次いで20代の212人減だった。

70代と80歳以上を除く。

 

この資料、「警察庁発表自殺者数の統計」(2012年)や http://www.t-pec.co.jp/statistics/suicide.html

この資料、「都道府県 自殺数ランキング」

http://www.japan-now.com/article/347158289.html

をみると、2012年は60代が多いことがわかります。2013年減少したのはなにか方法があったのでしょうか。また70代以上が増加したというのはその方法にこぼれてしまったのでしょうか。

 

「自殺対策支援センターライフリンクhttp://www.lifelink.or.jp/hp/top.html

12/02 佐賀新聞に清水代表インタビュー「自殺対策 地域性,背景を分析/県主導で対応を」

という言葉がありました。

清水さんの記事をみつけました。「昨年の自殺者の減少の理由」

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yasushimizu/20130117-00023089/

 

上記「都道府県 自殺数ランキング」(2012年)に、人口10万人当たりの自殺死亡率では新潟県が最も多く、続いて秋田県高知県という結果。と書かれています。

雪国は高齢者の自殺が多く、秋田が最も多い。と思っていたけれど、変化があるようです。

 

2013年都道府県別で減少率が最も高かったのは

参考: http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00261369.html

2013年1年間に全国で自殺した人は2万7,195人。
男女別では、男性が1万8,727人、女性が8,468人と、自殺した人の7割近くが男性。
都道府県別で減少率が最も高かったのは熊本県(16.1%)で、次いで山口県(15.6%)と石川県(14.7%)。
逆に増加率が高かったのは、香川県(18.2%)や島根県(13.7%)。

 

減ればうれしい、増えれば悲しい。

でも減ったといっても数字があるということは、そこに亡くなった人がいるということ。

あんまり向き合うと辛くなるのでここでひとまず終えよう。