『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

カツ鍋食べていい気分。

相手かわっても主(ぬし)かわらず
若い頃毎日出掛けて家にいないのでよく言われたものだった。出不精になったのはいつからだろう。かわるものね、と妹が笑った。

冬は寒いし雪道怖いし特に出不精で買い物すら行きたくないのだけど、「冬の味くらべ」スタンプラリーの期限が近付いている。だんなが「いいなー俺は昼、カップラーメンでしのいでいるのに。」といった。あら。「今度一緒に「川義」へウナギの柳川かイクラ雑炊に行こうね、遊林も連れて。遊林は、たまご雑炊ね。」そこでスタンプラリー達成するのである。確定商品券2000円。

補足:「冬の味くらべ」スタンプラリー http://meirin41.hatenablog.com/entry/2014/02/04/020957

今日は「笹舟」でかつ鍋を食べてきた。ご飯は別注なので合わせて900円。いい味~、もーっこりもふー卵とじにすごい食べ応えのあるカツ、アツアツでとってもおいしかった。
カツがでかくてごつい。あんなごついのは滅多にない。心して噛む、噛みちぎる、がぶがぶ噛む。でかい。柳腰の住職なら残しそう。
「笹舟」は初めて行った。レトロな外観で、営業しているか少し不安なたたずまいだったので、入口をあけると、8席くらいのカウンターに普段着らしいおばちゃんがズラッと5人くらい座っていた。おいしいに違いないと確信した。店内はせまい居酒屋、何もかも古びていてなんだかとってもいい気分だった。古いということは長く愛された歴史があるということ。おかみさんが食事を作っている音が聞こえたからかもしれない。木のまな板トントン。また行きたいな。

追記、6時腹が痛い。連れはちっとも痛くない。「食べすぎだろ、あんなにボリュームあるのをめずらしく半分以上食ってたし。」カツを食べるのは久しぶりで適量を忘れていた。しかもおいしくていい気分でリミッターを解除してしまったんだ。ああ、背中に二つのカイロ、腹にも貼ろうか。