『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

忙しくしています。

法話で話したことの一部

さて、昨日総代さんが「忙しい中ようこそ来て下さいました」と、おっしゃいましてね、本当にこの三月というのは忙しくて、
毎年、この善○寺で話しさせていただくことを節目にして大事に思っていまして、
一年間勉強したことをお伝えしたいと、今年は花粉症も早めに対策して体調も整えていたはずなんですけれども、忙しくてへとへとでね、申し訳ない。

 

まず、自分の寺の祠堂経を4日から8日勤めて、そのうち一日はいとこが話してくれて、東大卒の自慢の友達がはなしてくれて、ところが、その人のところのご門徒が亡くなって、一日私がお話することになり、
祠堂経の一日に昨年奥さんが亡くなった方が祠堂をついてくれることになって、うちでお斎やね、御膳を出しまして、月参り忘れて電話あって行って、
その日はPTAの懇親会があって12時までつきあって、
次の日は友人の寺でお説教を頼まれて、その晩はじいちゃんの里のばあちゃんが94歳で亡くなったのでお通夜があって、
次の日は葬式、朝テニスをしている6年生のねねを車で送って、お葬式に出て、親戚やからずっとついて、お斎に座って、テニスは昼までやから、かほくの斎場で燃やしとる時に迎えに行って、ねねつれてまた斎場にもどって、骨あげの還骨勤行をして、初七日を勤めて、その後、月参りに行って、
まだあるげんよ、うちの村は小学生7人おって、6年生は一人やもんで、私は保護者会の地区主任やから、この週末、歓送迎会をするのに、準備や、エーコープでオードブル注文して、イオンでビンゴ大会の景品買って、参加記念品買って、その日晩御飯どうしたか覚えておらん。
それからその次の日は、金沢に「自民党憲法改正案の問題点」を勉強する講義を聞きに行って、懇親会に出て12時まで付き合って、明日は善○寺で説教があるから、二次会は出れませんといって帰ってきて、
ようやく3月11日を迎えたのだけど、18日に卒業式でそのあと謝恩会があって、それの役もしていまして、私の仕事は首尾よくやっているのに、
オードブルの係の子が、みんなと相談したとおり注文したけど8000円余った、というもんで、弱った、これはまたみんなにどうするか相談せんなんということになって、昨日はここ来る前に学校へ行って、保護者のみんなに相談の手紙を書いて持っていった。子どもから親に渡してもらおうと思ってね。
そんなわけでいつもなまくらしとるもんで、体がついていかず、
忙しくてへとへとでね、申し訳ない。

と、「どうでもいいことだから聞かんでいいよ。」といいながら○沼恵美子さんのように早口でだーっとまくしたてた。おばあちゃんたちは笑った。