『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

木の芽時(コノメドキ)

今日お話ししたことの一部

足元の悪い中みなさんようこそお参りくださいました。
さてですね、「木の芽時(コノメドキ)」という言葉が昔からあることを、友人に教えていただきましてね、みなさんご存知やね、ちょっと調べました。

参考 http://matome.naver.jp/odai/2136300832140507001
・一般的に春は一番精神状態が不安定になりやすい時期だとされています。
・木々に新芽が出る早春の季節は、急激な寒暖差が体にとって非常に大きなストレスになります。春は、気温が安定せず、初夏を思わせるような暖かい日があったかと思うと、翌日は花冷えで気温がぐっと下がったりと、気温差が激しくなる傾向にあります。このような気温差は体にとってのストレスになります。

・冬から春に変わる過程で、人間の身体もある種の冬眠状態から醒め活動的になる準備を始めるのですが、中には、生活習慣などの影響でそのバランスが上手く取れずに情緒不安定になる人が出てきやすいと言われています。
・また春先は、気候の変わり目で身体的なストレスがかかる時期であると共に、進級、進学、異動、転居など社会的なストレスにもさらされる時期です。

・昔の人はこういった体や精神に変調のきたしやすい春先の時期を「木の芽時」(コノメドキ)と言っていました。春先の気候不安定な時期、木の芽が生える時期が人の心や体調が、一番病気になりやすい時だと、警戒していたそうです。
・ストレスなどにより、自律神経の、交感神経(こうかんしんけい)動くのに必要、と副交感神経(ふくこうかんしんけい)動いたことにより疲労したり壊れたところを修復する、のバランスを崩しやすい。疲れがとれない、体がだるいなどの症状を感じやすくなる。また春はうつ病不眠症なども発症しやすい季節。


いろいろ出典がありまして、早春に「死にたくなる」人が増えるのはなぜか?春になると増えてくる露出狂や変質者。「木の芽どき」に、ご用心。そういうふうにも書かれていました。とにかく、精神的にも身体的にも不調を感じたら早めの対処を取る方がよいでしょう。警戒してお互い大事にして下さい。

 

私も毎年この時期不調で、気持ちの沈む時も珍しくないのですが、「木の芽時」(コノメドキ)というを言葉を聞いて、なんか安心しましてね。四季がある私たちの暮らしは古代人の時からそういうことがあったと、いわばDNA(遺伝子)のレベルで調子が悪くなるんだと、おかしなもんで、同じく悩んでいる人がいると思うと、なんか心強い。また皆さんも身近な人にむさい顔しとる方がおられたら、お伝えください。昔の人はまいこというたもんやね。
いつまでかね、4月半ばくらいじゃないですかね。どこにも書いてなかった。
みなさんどう思われますかね。