『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

『解夏』を観た

このところ2週間に一度くらいは、午前中に「ビデオパス」を観る。
先日4月中に配信が終わると知り、あわてて『解夏』(げげ)をみた。妹が熱く語っていたことを想う。

 

解夏 [DVD]

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 「解夏」とは「夏安居(げあんご)」が終わる、解かれることをいう。
遊行して説法されていたお釈迦様は、雨期にたくさんの生き物が活動するため、踏み殺すことを避けるためにひとところに集まって法座を開いたのだという。これを「安居(あんご)」あるいは「夏安居」あるいは「雨安居」という。
大谷大学の「安居」は2週間だけれども、
結夏(けつげ・安居の始まる日)が5月27日、解夏は8月23日だと映画でも語られていたように思う。仏陀が覚りを得た時、4週間座禅三昧して解脱の喜びを味わった後に、黙想に入り絶望の一週間を過ごしたと学んだが、夏安居は3カ月近くという長い期間行われることを知らなかった。それは厳しい修行なのだということも。

とてもいい映画だった。

あらすじについてはこちら↓
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