『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

さよなら浴衣

先日法事で隣に座った方に「趣味はありますか」と聞かれた。

この夏の趣味は着物。浴衣を三日とあけず着た。図書館へ通って『七緒』や『美しいきもの』などの雑誌を含めた着物の本を読みふけった。ネットにもふけった。『ますいわや』や『ほていや』ものぞいた。

お陰でほとんど服を買わなかった。

昨夜は母に外食にさそわれたので夏着物を着てビックボーイでステーキやハンバーグを食べた。よく言われることだけど男の人は着物だと「汚れる」とか気を使う。着ている本人はそれは想定内なので場に応じて着物は選んでいるのでご心配なく。

帰ってから浴衣を洗った。「さよなら浴衣」とつぶやきながら。

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この牡丹の浴衣はよく着た。お出掛にも一度着たけれど恥ずかしいのでもうないと思う。ネットオークションで入手したが、こんな薄い浴衣があるのだと本当に驚いた。手持ちの仕立てたものやアンティークにない極薄感。意外に暑い日に夕方シャワーして浴衣をはおり、夕食作る、時に活躍した。これが一度や二度じゃない。浴衣は薄くても意外に使える物なのであった。ゆえにまた来年も着ると思う。あ、せっかく買ったキーピングし忘れた。が、心をこめてアイロンをかけた。着物ってのは直線なのでアイロンをかけやすい、きれいに畳めていい。趣味なのでこれらも楽しんでいる。