『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

「天までとどいた竹の子」

むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。

ある日二人がお昼寝をしていると、縁側の下から一本の竹の子が生えてきた。ぐんぐん伸び続けて、やがて天まで伸びて頭が見えなくなった。じいさんは竹を登ってみることにした。長い長い時間登って、月にたどりついた。

月の世界でじいさんは、星の子に案内された屋敷でたいそうなもてなしをうける。

そして、夕方ばあさんがじいさんの帰りを首を長くして待っていると、じいさんが帰ってきた。話を聞いたばあさんは、自分も行ってみたいというので、じいさんは連れて行ってやることにした。

じいさんはばあさんを皮の袋に入れて口にくわえて持っていくことにした。運んでいる途中口を開くと落ちてしまうので、「決して話しかけないように。」とばあさんに言い聞かせて出発した。しかし、ばあさんはどうしても我慢できずに話しかけ始めた。じいさんは口を開くことができないので「うん、うん」と言っていた。

じいさんは登り続け、ようやく月にたどり着きそうになった時つい、「ばあさま、着いたぞ!」と口を開けてしまった。…

参考:

nihon.syoukoukai.com

↑こんな素晴らしいサイトがあったんですね。昔ばなしファンにとっては宝のサイト!

 

検索ワード「昔話 おじいさん 口 ばあさん くわえる」で、こちらにたどり着きました。↓

うろ覚えなので分かりにくくて申し訳ありませんが、日本昔話... - Yahoo!知恵袋

たすかりました。お陰で日本昔ばなしのサイトを知りました。

 

「天までとどいた竹の子」というお話です。うろ覚えでしたが上記サイトのお陰でまた出会えました。

おしゃべりすることの怖さを幼少期に学んだわけでありますが、止められないのであります。たとえ命が懸ろうとも。

遊林は今朝、昨日宿題を終わらせることができなかったようで、朝からがんばっていました。

じゃましちゃいけないな、とわかっているのだけど、つい、おしゃべりしてしまう。「(浴衣に履く)下駄持ってたっけ?」とか。今きかなくてもいいのに。

迷林、月に行けませんな。

 

ということで今朝は何聴こうかな。

 

フィリッパ・ジョルダーノ

フィリッパ・ジョルダーノ

 

 月っぽくない?言葉がわからないので全然違っていても良いのです。

あ、一曲目「アヴェ・マリア」、「タモリ倶楽部」の「空耳アワー」で笑ったやつだ。ちょっと台無し。

数年前、七尾美術館に観に行った「ボローニャ国際絵本原画展」の「かぐやひめ」が頭をよぎった。二人の名前、似てる。いやそれだけではなくて、このCD、あの絵を彷彿とする。忘れられない絵。

girlsartalk.com

 

 

www.tuad.ac.jp

 

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