寺紋と家紋があることを聞いた。たしかに(こま犬が載ってる)四角い金香炉は、両側に「抱き牡丹」「八藤紋(はっとうもん)」がある。どちらを向けておけば良いのかいちいち忘れて悩む。花瓶にもついています。「抱き牡丹が外!」と覚えます。三具足の場合は、卓の端っこ側が「抱き牡丹」。
東本願寺の場合を少し調べてみた。
【寺紋】:「抱き牡丹」(「八葉牡丹」とも言っています) 。家紋の本に、「本願寺抱き牡丹紋」と書いてあるのを見たことがあります。
牡丹紋を使用していのは、近衛家と鷹司家。東本願寺の寺紋は「抱き牡丹」これは、近衛家と東本願寺との婚姻関係によるもの。
参考:K-002 抱き牡丹 (だきぼたん) | 京唐紙 山崎商店
【家紋】:「八藤紋(はっとうもん)」。家紋の本に、「東六条八藤紋」と書いてあるのを見たことがありす。
東六条とは、東本願寺の場所のことでしょうね。
八藤紋の使用は、親鸞聖人が、藤原氏の流れ日野氏の出身から来ていることから。
九條家や藤原家・近衛家などとの関係もありますが、一般には、抱牡丹が寺紋で八藤紋が大谷宗家の家紋と覚えておいてさしつかえないと思います。
ゆえに、昔ほどでもないですが、八藤紋を使うのは宗家や由緒寺院の象徴という見方もされます。
出典:
藤原氏は大きく公家藤原と武家藤原に分けられる。公家の五摂家近衛・鷹司・九条・二条・一条のうち近衛・鷹司は牡丹を家紋とするが、他はみな藤紋である。
出典:家紋「藤」http://www.harimaya.com/o_kamon1/yurai/a_yurai/pack2/huzi.html
ずっと撮りたかった、うちの寺紋
アップ
これは内陣の格天井
うちの由来、ほとんど何にも知らない。
「寺紋と家紋がある」というけれど、母やおばあちゃんの紋付は、これと同じ紋がついたいたはず。んじゃま、これでいっか、家紋。
もう終わったとおもっていたツユクサが撮れた。
きれいな青い色
ちょっとの日影が 花をながらえさせた。
ここにも、終わってしまったと思っていたネジバナ。 イチョウに感謝せんなんね。