『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

歯医者で、「葉っぱのフレディ」を想う

昨日今日と迷林遊林は医者通い。
迷林 内科、歯医者
遊林 皮膚科(日光じんましん)、大学病院皮膚科、歯医者

まず、迷林はこの時を以て「良性発作性頭位めまい症」をなのることを止めます。
やっぱりなのるなら「シェ―グレン症候群」のようです。「橋本病」でもないようです。それと、「甲状腺機能低下症」です。


採血したデータによると、抗体SS-A/Ro抗体が1200(U/mL)、これは基準値が10.0未満だそうで、基準値とかけはなれていてむしろ笑ってしまう。抗体SS-A/Ro抗体とは、シェーグレン症候群患者血清中に見いだされた自己抗体とのこと。


抗SS-A/Ro抗体は、SLE患者血清からもさらに他の膠原病からも検出され、シェーグレン症候群、SLEで比較的検出頻度の高い自己抗体と考えられるに至っている。したがって疾患に特異的な自己抗体ではない。しかし、乾燥症状との関係が高く、特徴的であるとされることから症状標識抗体としての臨床的意義は高い。(なんだ、難しいな、スルーしようか。)

参考: 抗SS-A/Ro抗体

 

馴染みの皮膚科で、遊林の日光じんましんを、大学病院で調べて原因を突き止めることにして、紹介状を書いてもらった。


迷林は皮膚科のあの待合室に行くと心地よくていつも眠ってしまって、先生と遊林がどんなお話をしているのか知らなかったのだけど、今日はたたき起こされて、診察室にひきずりこまれ、遊林のもじもじこたえるのにイライラしていると、「家族や親せきの人に膠原病の人はおられますか?」とおっしゃるので、「あ、私、膠原病予備軍です。」と申し上げました。遊林の日光じんましん、私の遺伝もあるようです。


でも私は日光じんましんは無い。でも疲れると牛肉食ってじんましんが出ることがあった。なんなんだ。関係あったのか?

 

とにかく、その後、時間があったので、馴染みの歯医者へ行った。遊林が虫歯だとうるさくて、迷林が虫歯だったからだ。今日まで気がつかなかったのだけど。

 

麻酔の注射をして、ビー、ガガガと削られながら、「葉っぱのフレディ」の言葉を思い出していた。


「まだ経験したことがないことは こわいと思うものだ。
でも考えてごらん。世界は変化をしつづけているんだ。 変化しないものは ひとつもないんだよ。
春が来て夏になり秋になる。葉っぱは緑から紅葉して散る。 変化するって自然なことなんだ。
きみは 春が夏になるとき こわかったかい? 緑から紅葉するとき こわくなかったろう?
ぼくたちも変化しつづけているんだ。 ・・・」
引用: 葉っぱのフレディ −いのちの旅ー


昨日までは歯なんてちっとも痛くなくて、虫歯なんて気がつかなくて、「おしゃぶりこんぶ浜風」をむしゃむしゃ噛んでいたって、今日虫歯になることもある。
去年までは真夏の海で遊んで、日光にあたったってちっともかゆくなくって、いま日光じんましんであることにきづくことだってある。「変化するって自然なことなんだ。」

 

イチョウに実がつきました。葉っぱのフレディはカエデなのでしょうが、イチョウも葉を紅葉させ散ってゆきます。

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↓おや、これはなんだ、こんなのつくの知らなかったよ!

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遊林は今夜、胃が痛くて、迷林は珍しくこの絵本を枕元で読み聞かせましたが、途中で「長い。」と叱られたので、フレディの友人、ものしりな(カエデの葉の)ダニエルが秋にいなくなるところまでしか読みませんでしたが、遊林はもう何度も読んだことがあるので、フレディが冬どうなったかを知っていました。

 

この絵本は、


この絵本を 自分の力で「考える」ことをはじめた子供たちと
子供の心をもった大人たちに贈ります。

わたしたちはどこから来て どこへ行くのだろう。

生きることはどういうことだろう。死とはなんだろう。

人はいきているかぎりこうした問いを問いつづけます。
この絵本が 自分の人生を「考える」きっかけになってくれることを祈ります。

この本は アメリカの著名な哲学者 レオ・バスカーリア博士が書いた
生涯でただ一冊の絵本です。


引用: 葉っぱのフレディ −いのちの旅ー

 という言葉ではじまります。

 

葉っぱのフレディ―いのちの旅

葉っぱのフレディ―いのちの旅