『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

天地始粛(てんちはじめてさむし)8/28-9/1

ようやく暑さがしずまる頃

 

今日は朝から強い雨。涼しさも連れてきてくれています。

f:id:meirin41:20150830084219j:plain

「今年はいつもより暑かったと思わない?」と母がいった。「そんなことないよ、9月3日の報恩講が暑くてひどーかった時があるもの。」去年じゃないな、その前だよ。○寺さんが浄土に還った2010年は9月2021日あたりは滝のように汗をかいて、2122日あたりから夜ものすごく寒くて反射ストーブをたいたのを覚えている。いや、部屋が夏仕様で、ものすごく疲れて体温調節できなかったからなのだけど。僧侶の仕事はごく近しい方のお葬式だと12時間以上勤務になることもある。そうだな、お寺の葬式、もう少し要領よくできるよう工夫しなくてはならない。

今年は過ごしやすい夏だったと思っているのですが。

 

着物は9月1日から単衣になります。

よほど暑い日は9月上旬であれば絽、紗、麻などでもよいようです。

帯は、単衣用、絽、絽綴、紗、羅(9月下旬除)、紗紬、麻(9月下旬除)、博多帯(紗献上除)、絽塩瀬(染め帯)、絽縮緬(染め帯)。

帯揚は、絽なら9月中よし

帯締は、夏向きでも9月中よし

長襦袢半衿も絽などは9月中よし

監修=木村孝

参考:『美しいキモノ』2015夏号 発行ハースト婦人画報社(発売講談社) 

秋草の夏帯は、9月使えるのだー。

f:id:meirin41:20150830085355j:plain

帯:夏物/名古屋帯/大正浪漫/2,300円   

いやいやちょっとまてよ、『七緒』も見てみよう

8/31夏物着物終了 夏物終了 

9/1単衣(ひとえ)着物スタート

夏物帯、夏物帯揚、夏物半衿

9月10日ごろに袷用の帯揚、袷用の半衿に切り替えはじめる。「秋分の日(9/23ごろ)」「9/30まで夏物でOK」という意見もあるので、TPOに合わせて判断を。

帯揚より目立つのは半衿。着こなしのポイントは着物と小物の素材感をそろえる。絽や紗の着物には絽や紗の半衿、麻の着物には麻の半衿

袷の着物は10月スタートだが、帯は一足早く袷用に切り替える。はやければ9/10ごろから替えてもOK。秋分の日には完全に切り替えたいところ

教える人=大久保信子さん田中敦子さん秋月洋子さんほか

参考:『七緒』vol.38 2014夏号 特集ころもがえ練習帳

結論、秋草の夏帯は、9月10日までに使いたい。