『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

秋の夕焼け雲

「夕焼け」というのは夏の季語で、

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俳句においては、「夕焼け」は「朝焼け」とともに夏の季語であり、秋の夕暮れを詠むときは「秋の夕焼け」などとする。

夕焼け - Wikipedia

なるほど。

お散歩道、ホオジロがいた場所に写真を撮りに行ったのだけど、セキレイの飛ぶ姿撮りたかったのだけど、全敗。

ま、いっか、空がきれいだから

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と思った帰り道、カメラの電池も切れてしまったのだけど、あまりにもきれいだったので、スマホで撮って(1枚目)、「こういうのが夕焼け雲なのかな」と思っていた。なんか頭の中でマッチや長淵が流れるのは世代だな、あれは都会の歌だったけど。

 

今日はいい天気だったので、衣を干しました

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迷林の冬用、「色裳附(いろもつけ)」(裳附ともいいます)という衣です。薄丁子という色ですが、ピンクと言ったりしています。衣替え目前です。

 

友人のお寺の報恩講の花立てをしました。中菊をたくさん買います。

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お散歩で見つけた山の赤い実を切ってきて上の方にちょこんとさしました。

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残念ながらちょっとボリューム不足でした。鳥さんたちごめんね。

あ、出来上がりを撮るの忘れたな(笑)

 

9月の終わりから10月は末寺報恩講シーズンで、多少忙しくしています。「お勤めをする」というとひろい意味になるのですが、「報恩講のお勤めをする」といったときは、「読経」(お経を読む)と違って、正信偈やその後の念仏讃・和讃を、普段は、三淘(みつゆり、ゆりみっつ、さんとう等いいます)で「あーあーあ」とお勤めするところを五淘「あーあーあーあーあ」と、いっぱいいうのですが(雑な表現だな)、

とにかく、上手い方の「報恩講のお勤め」の声の出し方は、大きなロウソクの炎が揺れるように繊細で強くて美しい。もう、うっとり。私も真似したい。コーラスでも演歌でもロックでもないと思うのだけど。そうそう、お腹を使います。後は、聞いてきた耳、そして、よく「前住職と同じ声」のことがあります。血脈ゆえだと思います。私もおじいちゃんに似ていたら立派なお勤め出来るのかもなぁ。やっぱりたまに「男に生まれたかったなぁ」って思います。母は「あんたなんか男だったらどんなに大変だったかわからないから困る。」と言い続けてくれます。