『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)12/7-12/11あたり

天地の陽気が塞がって真冬が訪れる頃

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去年のこの時期はたくさん雪が降って東京行きをキャンセルしたよ、と友人が言った。そうだったね。

今年は雨が降る日はあったけれど、穏やかないい天気が続きました。

 

石川は「石を蹴ったら真宗門徒に当たる」という土地柄である。先日地元のテレビで、「報恩講参り」というのは、月参りの総仕上げで、各家庭にお坊さんを招いてお勤めします。

みたいな説明をされていてちょっと新鮮だった。「総報恩講(そうほうおんこう・そうぼんこう)」と言われるのはそういうことなのかな。そして、総仕上げだから12月にやる。あるいは、本山の報恩講(11/21-28)の後に(自分の家でも)勤める、ということだと聞いている。

 

なんだか、はっきりしなかったかもしれないので、東本願寺から発行している「報恩講」という小冊子に書かれていること紹介します。

報恩講について

宗祖親鸞聖人は、1262(弘長二)年11月28日に90歳のご生涯を終えられました。親鸞聖人をはじめ、念仏の教えに生きられた先達に思いをいたし、その恩徳に感謝し報いるためのお勤めが報恩講です。お念仏の教えを聴聞し、自らの生活を振り返る、一年でもっとも大切な御仏事として、全国各地の寺院・教会をはじめ、ご門徒の家々においても勤められており、「お取越」や「お引上」の名でも親しまれています。「お取越」とは、ご門徒の家々における報恩講の別称です。親鸞聖人の御命日が巡ってくる前に取り越して勤めることからそう呼ばれており、「お引上」も同様の意味です。

 報恩講は、人々が寄り合い、お斎をいただくなど、共にふれあいつつ聞法する場として、今日まで脈々と勤められてきています。

 

そんなわけで、報恩講は白衣を着て衣をつけてお勤めするので、着物で過ごすことが多い時期です。いや、着替えればいいんですけど。着物のお出掛けって上機嫌です。

女子会ランチはトランプマークの大島に付け帯で。「きれいに着れていますよ」っていっていただけてうれしかった。

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着物:本場正絹大島紬/真っ黒泥染め/方形絣飛び小紋/小田急/8250円

身丈156.5 裄64 袖丈49 

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帯:付け帯/染め/300円

 

金沢街飲みディナーは、ちょっとキラキラしている帯にしました。

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帯:名古屋帯/正絹/花車柄/800円

自撮り♪

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こんなことしていたら、待ち合わせ30分(間違えて)遅れました。ごめんなさい!