『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

熊蟄穴(くまあなにこもる) 12/12-12/16あたり

熊が冬眠のために穴に入って冬ごもりする頃

 

12月17日いよいよ雪が降りました。

柴犬の梵天はものすごくうれしそうなんです。

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(12/18撮影)

冬も雪も寒いから大嫌いだったけど、梵天が喜ぶので楽しみになりました。

 

昨夜は金沢東別院の横、真宗会館ホールで差別問題研修会連続公開講座第三回「石川県の部落差別問題」が開催されました。講師は角谷正人氏(石川県同和教育研究協議会専門員)。雪をかき分けて参加した甲斐がありました。

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(第二回の時は報告書を書いたのですが、今回は頼まれなかった、よかった。)

一番印象に残ったのは、「差別の質が変化している。」ということ。

情報化社会の中で、20年前くらいにはよく聞かれた「知らなくて酷いことを言った(した)傷つけてすみませんでした。」という時代は終わった。2000年以降にみられる事件は「やってはいけないこととわかってやっている。」そのことは「私たちの人権意識が問われている。」と、話されました。

 

差別問題を共に学ぶ仲間が、「学んでどうなるんだ。」と本音を吐露した。彼自身自覚もしているようだけど、表現の仕方が悪くて、孤立することもあるらしい。私もその場では(不快に思って)何もいわなかったけれど、考えていた。

聞いて私がどうするか、なのだと思う。

私の場合、それは、「こんな問題がある。」と不特定多数に言い広めることではなくて(彼はそれをやろうとして拒まれがっかりしたようだったが)、「知らなくて酷いことを言った(した)傷つけてすみませんでした。」と言わねばならなくなる前に、誰かを傷つける前に、娘と、家族と、友人と話し合いたい。「やってはいけないこととわかってやる」ような人間を友人を育てるわけにはいかない。

差別をされること、差別をすることは、とても悲しいことで、差別によって人を傷つけることはしてはならない。差別され苦しんでいるなら共に考えたい。その一言を自分の精一杯の言葉を尽くして伝える。

 

角谷先生を囲んで懇親会兼、差別問題研修会忘年会(?)いや、反省会かな

飲み放題、焼酎はセルフ♪これ全部飲んでいいんだよー、うひひ

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カニ嫌いな人にもろた~!というか、酒飲む時食べない人、やな。迷林毎回ダニのようにひっついて、これまでも2人前食べていました。ずるーい!だって、残したらもったいないがいね。

↓甲ばこガニのむいてあるやつ。贅沢や~

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帰り道、「差別問題にとりくんでいて辛くないですか。」と、たずねた。先生は「辛いです。がたがた震えることもあります。」とこたえた。

 

雪だって、おしゃれしたい夜もあります

12:00から24:00くらいまで着物なのですから、着なれた着物とお気に入りの帯で

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帯:開き名古屋帯/単衣仕立て/正絹/綺麗色深い藍/1000円

 

(買っちゃいました♪)ポリエステルの長羽織、心強い

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長羽織:蝶柄/5500円(-10%)/やまとweb

 すごく寒い夜でしたのでこれらも欠かせません

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