『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

三日とあけずに医者通い

 遊林がインフルエンザA型にかかった。イナビル吸入粉末剤が処方された。

行きつけの町のお医者さんは老若男女たくさんの人でごったがえしていた。

 

 私が全身の痛みで眠れなかったのが19日、でかいカメラ(いや、望遠レンズがでかい)持って坂道を1時間も歩いたから筋肉痛になったかな、と呑気に考えていたが、次の日も悪寒や体の痛みでろくに眠れなかったので、その次の日に解熱剤を飲むことを思いたち(痛み止めだと思い出したから。)「ロキソフロフェン」を飲んだら楽になった。もともと低体温なので、38℃とかにはならない。いつも35℃の者が、36.8℃くらいになると悪寒がするが、でもなんというか、36℃台なんて健康的な数字に見えるし、熱は測らないことが多い。

特記したいのが、痛い時も眠れない時もずっと楽しくてうれしくてしょうがなくて(このハイテンションはむしろ病的)、ゆえに「熱がある」と気付くのが遅くなった。寒いのだって、寒いのだと思っていたし。あ、もう一つ付け加えると、今回のは異常だった。咳も鼻もない熱だけ。で、足の指しもやけになったと思ったら太ももから下じんましんになって、そのうちじんましんがおさまってしもやけがなおった。しもやけのようなかゆみがおさまったというのが正しいと思う。これが20日のお昼頃にあった。

 

ということで、22(月)行きつけのお医者さんに行った。が、人がたくさんいたので出なおすことにした。熱はあったのだけど、咳も鼻もないから「ロキソフロフェン」を処方してもらうくらいだと思った。

23(火)採血もあったので、お医者さんへ行く。昨年めまいが半年ほど続いたが、持病のシェ―グレン症候群の症状だろうということで、以来「チラージン」という甲状腺ホルモンを補う薬を毎日飲んでいるが、その経過観察の採血と、今回の熱の原因を調べるための採血をした。

採血は苦手。倒れそうになるので、寝てやる。

24(水) 熱がおさまり「ロキソフロフェン」を飲まずに過ごせた。夕方先生から電話があった。「血液検査の結果が出た。伝染病だから、熱があと3日おさまらなかったらまた来てください。」とのこと。

25(木)月参り、しかし、伝染病をご門徒にうつすわけにはいかないから、お医者さんに話を聞きに行く。なんか忘れたがまた採血、倒れそう。おばあちゃんたちにうつす心配はなさそう。あ、眠剤を処方してもらった。考えてみたら6時間続けて寝ることがない。

27(土)12:30遊林発熱のため行きつけのお医者さんへ。この時点ではインフルエンザは陰性

29(月)10:00遊林発熱のため行きつけのお医者さんへ。インフルエンザA型陽性

 

29(月)11:00迷林測ったら35.3℃だった。どおりで普通だ。遊林のインフルエンザも48時間以内に対処しているので間もなくよくなるはず。お医者さんが近いと本当に有り難い。先生はご存知なのかな。私の病気は田舎ではちょっと珍しくて、大きな病院では予約をしていても2時間待ちが当たり前。町のお医者さんでも月曜日の午前中はたくさんの人でごったがえすことも多いけれど、そんな時に30分しか待たないと「はやっ!」と思う。本当に感謝している。

 

先生のお父さんに、オオスズメバチに刺された時、頭にささっていた針としっぽをとってもらったんだったな。あの時もじんましんがでたわ。医者も寺も親の代からずーっとお付き合いがあるのは心強い。

 

今日は雨

雪が融けそう。

 

熱が下がった2/27、クリスマスローズ撮りました

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(うつらないことを確認して)月参りに行ったら、おばあちゃんがバレンタインデーのお返しにこんな素敵なチューリップくださいました。こんな時、方言では「かえって気のどく(毒)な!」といいます。「逆に申し訳ないです、ありがとう。」みたいな感じかな

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