明日3月11日2時46分「わすれなの鐘」を撞きます
明日の原稿作っています。一部アップします
みなさん、ようこそお参り下さいました。今年も皆さんに会えることを楽しみにして参りました。
早速ですが、2016年3月11日2時46分
今年も例年のように、「わすれなの鐘」を撞きます。
東日本大震災、あるいは、昨年は鬼怒川も決壊しました。
なにも、お互いにすえとおることは何もできないけれど、せめて、
鐘をついてから一分間ほど、次の鐘がなるまで、思いを馳せたいと思います。
わすれなの鐘のねがいが、
忘れないでほしい、ということだからです。
真宗大谷派仙台教区からの、「勿忘(わすれな)の鐘」の呼びかけ文を紹介します。
「勿忘の鐘2016」賛同のお願い
東日本大震災から5年・・・。
あのとき失われた多くの「いのち」がありました。そして、あのときから5年経った今でも脅かされている「いのち」もあります。
私たちは、いま、確かにあった、かけがえのない唯一のいのちを悼み、いま、確かにある、悲しみの中に未来へと叫ぶいのちの声を聞き続けていきたいと思います。
そこには、いまも憶いつづけるいのちがあり、いまも憶いつづけられているいのちがあるのですから・・・。
東日本大震災から5年・・・。
大津波によって全壊となった本稱寺(陸前高田市)。震災後、住職の佐々木隆道さんが被災後に語った「忘れないでください。それが一番の願いです」との声に呼応し、「決して忘れない…、この震災を心に刻み、犠牲者に思いを馳せ、今後も復興と支援の思いを繋いでいきたい」という願いのもと、被災地仙台教区では、翌2012年より各地で追弔法要勤修の賛同呼びかけをしてまいりました。
それは、津波に流され土中から発見された本稱寺の梵鐘とともに、全国各地、それぞれの場所で同じ時刻 (3月11日午後2時46分) に鐘をつき、法要を勤めましょうという、呼びかけであります。
皆様のご賛同をお願いいたします。
*「勿」は、~してはならないの意。禁止の意を表す命令形