東本願寺の境内には、諸殿(しょでん)といわれるいろんな建物があります。
えー、たとえば、明治時代に東本願寺が燃えてから初めに建てられた【大寝殿】、
書院造の【白書院】これは親鸞聖人650回御遠忌の際に、大阪の戸田直七氏の寄進によるもの。能舞台が見えます。
それから京都御所内にあった御殿の【宮御殿】。
真宗本廟には真宗大谷派教団の「負の遺産」がたくさんあります。それは、なかったことに決してできないことだと、大好きな先輩たちが口伝えにしてきたことです。上山されるご門徒には、いいわけをしながら、一生懸命伝えたものでした。そのことによって、教団ということ、そして寺を共に考えたいと思ったからでした
1.【大寝殿】前
すみませんが、関係者以外の方はこの先の入場をご遠慮ください
ということで、今日は関係者です
「歓喜」というこの襖絵の、真ん中の雀が2羽が飛んで行ったというのは有名な話
↓同朋会館の日程の紹介のところに大寝殿の絵の写真がありました
2.【白書院】付近通路より
3.【能舞台】
4.【白書院】
「えー、L字型のお部屋になっております。ここの間とここの間の違いは何だと思いますか。」なんて、よく説明したものでした
答えは天井
ここ、偉い人おるところ(やったようです)
↓ん、「國冨民安」の額が無くなった?
修繕中だそうです
ごめんなさい、マニアな写真アップします。なんだか変わらなくてうれしかった
きっと、引退した仲間が見てもうるうるしちゃうやつです
さてさて、2015年7月にオープンした「しんらん交流館」行ってきました。
いいがんになっとるわー。
木越渉参務からHPの紹介がありました。お話の動画がいろいろあります。裏話ですが、法話を話すことが苦手なご住職たちのために作られたらしいんです。こりゃじっくり見ないとなー
浄土真宗ドットインフォ | 真宗大谷派による浄土真宗のポータルサイト
ホテルオークラのレストランがありますので、そこでランチ
何食だったか忘れましたが限定のお得なやつらしい
がっつりカツ。しかも私のぶっといタイプでしたが食べました。が、パンやデザートは残してしまいました。
ここができるまでは、おじいちゃんがよくお話にいっていた「総会所(そうがいしょ)」や「高倉会館」があったのですが、老朽化などの問題があり、今はここでお話があるようです。
「総会所(そうがいしょ)」の機能は、上の写真にもありますが、【すみれの間】で定例法話があるようです
このホールは「高倉会館」に当たるようですが、たとえば写真家や映画監督だったかな、とにかく、これまでのように大学の先生が話すだけでなくて、いろんな方の講演を開いていきたいと説明を受けました
あ、これいいのかなぁ
1Fには茶室があります
2Fには貴賓室があります
特別に中を撮りましたよ、もちろん許可いただきました
畠中光享氏の絵があります
畠中光享氏の絵の本、私も三冊持っています
「七高僧ものがたり」
浄土真宗・親鸞聖人に関する書籍なら 東本願寺「読みま専科 TOMOぶっく」 - 七高僧ものがたり-仏陀から親鸞へ
「仏典童話1」
浄土真宗・親鸞聖人に関する書籍なら 東本願寺「読みま専科 TOMOぶっく」 - 仏典童話 I
「仏典童話2」
浄土真宗・親鸞聖人に関する書籍なら 東本願寺「読みま専科 TOMOぶっく」 - 仏典童話 II
すでにすごく重いのですが、
参拝接待所前を通って、御影堂の縁を歩いてショートカットして、阿弥陀堂にもどります。なっつかしー
雨が強めに降っています
これは、参拝接待所近くの通路からみた御影堂
御影堂から参拝接待所に繋がるこの通路にはずらーっと法語が並んでいて、今も昔も外国の方が座って休んでいたりします。撮らなかったけれど(笑)ベンチっぽい高さなのかもしれません。しっかり法語の英訳はしてありますよ
さてさて、阿弥陀堂へ戻るのは、蓮如上人御影道中の御帰山式(5/9)にお会いするためです。
その3 はその様子をお伝えします。