52 Week Photography Challenge
🎄 12月の課題 🎄
Week 32 : Colorful
沢山の色を詰め込んだ風景写真
先日の研修会で古い友人に、「迷林さん、宇宙人だから。」と、言われました。
え?
いつから思っていたのかな?
(彼は)なんでそう思うのかな?
と考えている。
講師の佐野明弘さんのプラトンの話を聞くのは二回目で、おもしろかった。
プラトンの思想によると「美しい」ってわからないのだそうだ。
なにを挙げても、それは「美しさのたとえ」であって「美しい」ではない
黒板に三角の図をかいて「これはなんでしょう?」という、
そこにいる人たちは「三角」という。
でも、三角の定義にたずねるとそれは「三角」ではない。
ところが私たちは、【本当の「三角」を知っている】から想起して、
それっぽいものでもよしとして「三角」だと認識するらしい。
人間は生まれる前、【本当の世界】にいたのだけれども、
生まれる時に、「レテ」(忘却)の川を渡って、みーんな忘れてしまった。
でも、本当のものを知っているから、度々、想起する。
本当の世界を知っているから、
行く世界であるようだけれども、帰る世界。
今回は、宇宙人感がすごいかな。いやただの言葉足らずです。
もしかしたら、「プラトン」とか「哲学」とか「生まれる前の世界」とか、真宗大谷派のお坊さんが話しているのは違和感があるかもしれませんが、
念仏のすくいを言葉で表すことの一つだと思っています。
親鸞聖人が、比叡山で学んだ20年から、自分の考えを述べるために、いろんなお経の言葉を羅列しているのが「教行信証(『顕浄土真実教行信証文類』)」です。
親鸞聖人が、プラトンを知っていたら、「教行信証」に出てくるかもしれません。
そだなー、
行巻 諸仏称名の願(17願) 浄土真実の行 選択本願の行
信巻 至心信楽の願(18願) 正定聚の機
証巻 必死滅度の願(11願) 難思議往生
真仏土巻
光明無量の願(12願)
寿命無量の願(13願)
化身土巻
無量寿仏観経の意
至心発願の願(19願) 邪定聚の機 双樹林下往生
阿弥陀経の意なり
至心回向の願(20願) 不定聚の機 難思往生
「教巻」やろなー。(聞いてみて違っていたら、訂正します。)
とにかく、「きれいだなぁー、なんてカラフル!」とヨモギを見て思ったのでした。
ぴこぴこ