『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

三月の海と「彼岸会」

海に行きました

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釣り公園かな?西防波堤かな?ずーっと海への道が続いています。 アジ釣りに行くことがあります。お兄ちゃんはスズキを釣ってきたりします。

あれは、ウミネコかな

 

おや、

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カモのようです

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ウミネコって、おまるみたいだ 

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今日は彼岸会

当寺ではやらない行事なので、つい、お彼岸てなんだ、と思う

彼岸に対して、此岸という言葉がある。

此岸は、此(こ)の岸(きし)だから、いま生きているところといえる。

 

友人に聞いてみる、

迷林:「お彼岸てなんなんだろうね、彼の土の人を偲ぶのかな、

彼の土の人を偲んで、彼の土の人を縁として、お念仏の教えに遇うのかな。」

友人:「彼岸は、阿弥陀仏の浄土のことだから、お浄土のお話を聴くご縁だと思いますよ。」

 

私はちょっと、違っていたようです。

「彼の土の人」というと、阿弥陀仏ではない。

 

でも、なんだか、阿弥陀仏ではなくて、「彼の土の人を偲ぶ」気がしている。

二つの言葉が気になっている。

   

久遠劫よりいままで流転せる苦悩の旧里はすてがたく、いまだうまれざる安養の浄土はこいしからずそうろうこと、まことに、よくよく煩悩の興盛にそうろうにこそ。なごりおしくおもえども、娑婆の縁つきて、ちからなくしておわるときに、かの土へはまいるべきなり。いそぎまいりたきこころなきものを、ことにあわれみたまうなり。これにつけてこそ、いよいよ大悲大願はたのもしく、往生は決定と存じそうらえ。

歎異抄』第九条 P630

 

この身はいまはとしきわまりてそうらえば、さだめてさきだちて往生しそうらわんずれば、浄土にてかならずかならずまちまいらせそうろうべし。あなかしこ、あなかしこ。
 七月十三日     親鸞
阿弥陀仏御返事

『末燈鈔』 P607 

 

おじいちゃんは、

「二益(にやく)、なんだよ、この道一つと道の定まる益(やく)と、死んだら、お浄土へ帰る益(やく)がある。わしはこう習った。」

と繰り返し言った。

益(やく)というのは、「ご利益」という言葉で考えたらわかるかもしれない。

 

「死んだら、お浄土へ帰って、念仏の教えをすすめる諸仏になる。」

とも、聞いているし、聞いていると伝えることもある。

だから、「彼の土の人を偲ぶ」気がしている。

「お浄土へ帰って、念仏の教えをすすめる諸仏」 を縁に、教えの場に会する。

 

「暑さ寒さも彼岸まで」

 

季節の変わり目に、大切な人を想う日なんでないかなぁ

 

いや、もう一回考えたら、

彼の土の人を縁として、お浄土のお話を聴くご縁をいただいて、

きっと自分に遇うんだ。

きっと。まあ、そんな話をしてきます。

 

 

クリスマスローズ】咲きました

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ほんの少し雪が残っています

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あああーーー、報告を忘れていましたが、

遊林が公立高校合格しました。

合格発表の日の15日はうれしくて何度も泣いた日でした。

遊林は毎日いのち短しと楽しく遊んでいます。

迷林も付き合わされて、小学校の夏休みに戻ったよう。

 

遊林は友達4人とUSJに行きました。

迷林はプレゼントをいただくことが好きではありません。

遊林からのお土産も、自分の好きでないのものだと喜ばない。こころの狭い人間です。

だから、遊林はおずおずと

「これ、買ってきたんだけど・・・」といいました。

 

 

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ペドウィグのストラップ、携帯クリーナー

 

迷林:「わーー、ペドウィグだぁ、わーー、うれしい!」

遊林:「ペドウィグが好きなの?」

迷林:「ペドウィグは好きだけど、この携帯クリーナーがうれしいよ、欲しかったの!」

カメラのレンズ拭きたいなーと切望していたところでした。

後ろから見ても、ラブリーです。

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お礼に、マーキュリーデュオのノベルティあげましたよ。

遊林も喜んでくれました。 

 

ねえ、遊林、今度金沢のふくろうカフェに行こうよ。