『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

スイッチ入れたくて、比叡山 黒谷 青龍寺 その2

スイッチ入れたくて、比叡山 黒谷 青龍寺 その1 の続き

 

 

遊林から、最近見た夢の分析を頼まれた

 

暗くて、スイッチを探してる。

スイッチがどこにあるのかわからなくて、焦ったり、イライラしている。

 

迷林:そう、じゃあ、その夢を見た時、どんな気持ちだった?怖かった?遊林は、暗いのが苦手だね、今でも眠るとき電気がついていないと、怖くて眠れなくて、寝ているからと、電気を消すと怖くなって逆に起きてしまうくらいだよね。

 

遊林:そういえば、その夢の暗いのは、怖くなかった。うん、イライラして、焦っていた。

 

迷林:怖い夢ではなかったんだね。そうか。スイッチが何を示すのか、調べてみるよ。

 

と、話していた。

 

しばらくして、ラインにメッセージをいれた。

 

迷林:で、夢のことだけど、

スイッチは、自分の大切なひとの象徴だよ。

たとえば、私

たとえば、友だち

彼女が元気になるスイッチをさがしているのでは?なーんてな!

 

遊林:なるほど

 

 

迷林は、スイッチ入れたくて、比叡山 黒谷 青龍寺

 

 

法輪の紋。

初転法輪」を彷彿とする。

梵天が4度、勧請(請い、勧めて)して、語りだされる教え

しつこく、語ることを請われ、勧められなければ、誰もわかることなどないと、絶望に終わった

梵天の勧請によって、その言葉は、輪が坂を転がるような勢いで

f:id:meirin41:20170504022503j:plain

 

「月影の 到らぬ里は なけれども

眺むる人の こころにぞ澄む」

有名な、法然上人の和歌(浄土宗のいとこが繰り返し伝えてくれた言葉)

f:id:meirin41:20170504005251j:plain

 

法然上人は「一切経」を5回読んだという言い伝えがある

一切経(イッサイキョウ)とは - コトバンク

 

法蔵ってこんなのかな、と

f:id:meirin41:20170504011159j:plain

f:id:meirin41:20170504011210j:plain

 

連休中でも、経机にホコリが無いのは、誰かが座って道を求めたからだろうか。

f:id:meirin41:20170504011144j:plain


高価そうな木魚。ぽくぽく

f:id:meirin41:20170504005235j:plain

 

さあ、帰ろう。

来れてよかった。一人では来れるわけないもの

f:id:meirin41:20170504031605j:plain

並んでいるのは、

私のねがいを叶えるための願望ではなくて、

弔う気持ち

悼む気持ちの道に違いないと思った。歩くときに怖くはなかったです。

f:id:meirin41:20170504031614j:plain


 
マムシ草】、ええ、ここはマムシがいそうです。

それは、怖い(笑)

f:id:meirin41:20170504005143j:plain


 
ケーブルカーからの琵琶湖
けむっていて、きれいだね、ほんとに。 

(ああ、修正したのだけど、間に合わず。)

f:id:meirin41:20170504022418j:plain


あの、輪袈裟は何宗?マニアな関心が

f:id:meirin41:20170504022400j:plain

 

f:id:meirin41:20170504005127j:plain

(天台宗の宗紋のようです。ふふふ)
 
ケーブルカーを降りて帰り道。横を歩く比叡山高校の女の子たちが、とても素敵でした 

f:id:meirin41:20170504005100j:plain

 

送り出してくれて、ありがとう。スイッチ入ったよ。枕経、行ってくる! 

 

f:id:meirin41:20170504005046j:plain

f:id:meirin41:20170504005040j:plain

 

数か所訂正加筆しました