『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

嘆徳文

嘆徳文
「賢者の信を聞きて、愚禿が心を顕す。賢者の信は、内は賢にして外は愚なり。愚禿が信は、内は愚にして外は賢なり」と云々  この釈、卑謙の言辞を仮りて、其の理翻対の意趣を存す。

けんしゃのしんのきいて ぐとくがしんのあらわす けんしゃのしんな ないはけんにしてげはぐなり ぐとくがしんな ないはぐにしてげはけんなりとー このしゃくひけんのごんじをかーりて そのりほんたいのーお いしゅーをぞんすー

星霜積もりて幾許の歳ぞ。年忌月忌本所報恩の勤め懈ることなく、山川隔たりて数百里、遠国近国後弟参詣の儀猶煽んなり。
せいぞうつもりて いくそばくのーとしぞ ねんきがっき ほんじょほうおんのーつとめ おこたることーのう さんせんへだたって すはーくり えんごくきんごく こうていさんけいのぎ なーおさかんーなりー

伽陀 直入弥陀