今週のお題「私の年末年始」
年明けビデオパスで映画を観る。
「オーシャンズ」と「ニキータ」、友人が勧めてくれた二本。
「オーシャンズ」は文句なし、絶句レベル。
映画の中の「人間の英知が海全体を汚していくのだ」という言葉をメモした。
自坊にお話に来てもらったときに、Aくんが伝えてくれた高史明先生の言葉を思っていた。
「人間の知恵は恵みであるとともに、苦しみであり悲しみであり愚かさである(高史明)」
「ニキータ」はなんで勧めてくれたのかいまいちわからないんだけれども、
大好きなアシュレイ・ジャッドの「Eye of the Beholder」を彷彿とさせた。
「Eye of the Beholder」はヘンリー・ミラーの次の言葉で始まる。「人は皆、自分の運命からは逃れられない」(ウィキペディアより)
しかし、私は「ニキータ」を観て、逆のこと、すなわち
全ての人に無限の可能性がある
と思った。
「Eye of the Beholder」のDVDはおまけ(映像特典?)の二つのエンディング後があった。どちらも観ない方がよかった。そんな意味では「ニキータ」は好ましい。
お正月っぽくなくもない、二つの映画を見た感想。