『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

線香にこだわる

ぼうさんあるある

抹香や線香にこだわる。

 

月参りに行ってきた。細かいことを気にされない家ではお気に入りの線香を使用する。●●香の匂いが髪にべったりつくのは多少悲しい。コンビニで人とすれ違うことさえ気になる。逆にお気に入りのは燃してご機嫌。

アロマっぽいとあまりよくない気がする。日本香堂がお気に入りで、最近は「花風」の「白桃」を愛用している。とってもいい香りなのにラベンダー、白桃、沈丁花の三種入りでたっぷり入って1500円とうれしいかぎり。白桃だけのもあるよう。

 

花風 三種入

花風 三種入

 

雑貨屋さんやお風呂やさんでうっている「かゆらぎ」シリーズも何種類も使ってみた。一箱1000円、こちらは低コストとはいえない。

かゆらぎ 沈香(じんこう)

かゆらぎ 沈香(じんこう)

 

 仕事柄、「沈香」が一番相応しかったし、きりっとしていい。「石榴ざくろ」も好きだった。

 

勝負下着ならぬ、勝負線香がある。一箱5000円する「司薫」である。華やかな沈香の香り。特別な日に本堂で燃している。

ある日月参りにいったとき、あまりにもいい香りだったので驚いておばあちゃんにいったら、「亡くなったおじいちゃんへと北海道から送ってきてくれたのよ。」とうれしそうにいっていた。その後デパートで探したが無くて、ネットで探したので値段は知っていた。

その次の月参りにおばあちゃんは「息子がネットで取り寄せてくれたんや。」といってその高価なお香を私にくれた。二人の気持ちがうれしい。大事にしてる、勝負線香。普段使いにしない。

 

司薫 沈香 バラ詰

司薫 沈香 バラ詰

 

 というのは、序の口で、

抹香のことで言うと、沈香15g10000円なんて話は珍しくはない。私はそんなにお金持ちではないので15g5000円くらいで勘弁。お葬式で弔問者がお焼香に使うのとは違う。抹香をご持参されている住職もいる。

白檀は意外に人気がない。