『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ

変な話、私の一年は4月11日に始まる。

4月6日から5日間法話があって、一年間勉強したことをお話する。

10日に話し終えたときから、次に会える日に向けて生きる。

 

でも今年はもう、5日間お話することが出来なくなった。

一カ月くらい前に、出来ないから、信頼できる方に2日間お願いして、3日間だけ話した。

 

ということで、今年は4月9日に新年を迎えた。

鳥は飛ばねばならぬ 坂村真民

鳥は飛ばねばならぬ 

人は生きねばならぬ

怒涛の海を飛びゆく

鳥のように

人も混沌の世を 

生きねばならぬ

鳥は本能的に 

暗黒を突破すれば 

光明の島に着くことを 

知っている

 そのように人も

一寸先は 闇ではなく 

光であることを 知らねばならぬ

新しい年を迎えた日の朝 

わたしに与えられた命題

 鳥は飛ばねばならぬ 

人は生きねばならぬ