『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

エナガ、ホオジロ、ジョウビタキオス と「苦海浄土(くがいじょうど)」

ふふふ、まん丸でかわいいです【エナガ

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ホオジロ

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棒がじゃまー笑

 

エナガホオジロ

Nikon COOLPIX B700(60倍ズーム)  お兄ちゃんが撮りました

 

ジョウビタキ】オス

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しんべのどぶそのとこにおったがや

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ジョウビタキオス  

Canon PowerShot SX710HS(30倍ズーム) 迷林が見つけました

 

 

NHKの100分de名著で紹介された『苦海(くがい)浄土』著者:石牟礼道子(いしむれみちこ)のことを繰り返し繰り返し考えています。

 

坂本きよ子さんという20代の(水俣病)患者さんと
そのお母さんの話です。

 

きよ子は手も足もよじれてきて、
手足が縄のようによじれて、
わが身を縛っておりましたが、


見るのも辛ろうして。

それがあなた、
死にました年でしたが、
桜の花の散ります頃に

わたしがちょっと留守をしておりましたら、
縁側に転げ出て
縁(ふち)から落ちて
地面にほおておりましたですよ、

たまがってかけよりましたら、
かなわん指で
桜の花びら
ひろおうとしておりましたです。

まがった指で地面ににじりつけて、
肘から血だして、

「おかしゃん、花ば」というて、
花びらばさすとですもんね。

花もあなたかわいそうに地面ににじりつけられて、

 

何の恨みも言わじゃった
嫁入り前の娘が、
たった一枚の桜の花びらば拾うのが、
望みでした。

 

それであなたにお願いですが、
文(ふみ)をチッソの方々に書いてくださいませんか
いや、世間の方々に

 

桜の時期に、花びらば一枚、
きよ子のかわりに、
拾うてやっては下さいませんでしょうか。


花の供養に

 

「花の文を―寄る辺なき魂の祈り」

 

↓こちらにも書かれていました。

熾烈なまでに悲し、どこまでも美しい言葉 | NHKテキストビュー

 

 

生きる場所を愛する人を奪われる悲しみ

それを奪ったのは私であるという悲しみ