『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

「南無阿弥陀仏」 I take refuge in the Tathagata of immeasurable life.

南無阿弥陀仏」はインドの言葉

中国語に訳すると、「帰命尽十方無碍光如来
南無は、【帰命】
阿弥陀仏は、【十方を尽くして、障りなき光である如来

アメリカの真宗、あるいは仏教の浄土系の学会では、「南無阿弥陀仏」を、
I take refuge in the Tathagata of  immeasurable life.
(私は、計ることが出来ない命の如来に帰依する)

I take refuge 【帰依する】
(refuge 避難・逃避)
the Tathagata 【如来(阿弥陀如来)】
immeasurable life 【計り知れない、計ることが出来ない命】

参考:金沢教学研究室第四回基調講義木越康師

 

鈴木大拙は、親鸞聖人の著書『教行信証』を英訳した。

teaching → [ブッダの]教説

living→ [本能的]実践 (practice【実践】ではない。) 

faith → [心身を挙げての]信頼

realizing→ [精神的]実現

参考:金沢教学研究室特別講義小野賢明師 出典:

親鸞『教行信証』(現代語訳)―鈴木大拙の英訳にもとづく現代日本語訳― | 東本願寺出版

 

どうにも難しいので、英訳からアプローチしようと思うが、こっちのほうが歯が立たない、と言い続けてきた。まあ、そろそろ地道に取り組んでいこうと思う。

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