『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

人権と平和の旅①

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朝の渋滞で金沢別院集合には間に合わなくて、8:50に徳光SAでバスに乗る。

添乗員さんとバスガイドさんもいらっしゃいます。親切にしていただきました。

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まずは、京都の「きょうと和み館」で昼食

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柳原銀行資料館へ

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柳原銀行は、明治期、被差別部落の住民により地区内に設立された日本で唯一の銀行。皮革業者等を取引先に抱え、地元産業の振興や教育の向上に多大な貢献をしたが、金融恐慌の影響を受け1927年に閉店。建物は、商店や借家として1994年まで使用される。その後、建物の移築、復元、保存事業に着手し、1997年から『柳原銀行記念資料館』として開所する。(真宗大谷派金沢教区教化委員会パンフレットより)

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フィールドワーク

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この周辺は京都市立芸術大学の構内になるけれども、柳原銀行資料館は残るようです

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六角堂へ。聖徳太子の建立と伝えられる。

親鸞聖人は、比叡山を下りて六角堂に百日参籠し、九十五日目の明方に、聖徳太子の示現によって、吉水の地に庵をむすんでいた法然上人をたずね、浄土真宗の教えに出遇われた。

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自動販売機がかっこいい

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親鸞聖人の銅像

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ハトが近いっ。

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遊林のお土産はハトの刺繍がある六角堂ハンドタオルにしました。

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白鳥がいる

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あっという間に集合時間。どこからともなくやってきたバスに戻る。

六角堂はバスの駐車するところがない。

 

参加者の方からいただいた台湾ビールを飲み、宿泊先「ホテル東山閣」へ

※大浴場あり

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性差別の問題や時代社会に追従してきた教えの問題をともに訪ねる②

弥陀の大悲ふかければ
 仏智の不思議をあらわして
 変成男子の願をたて
 女人成仏ちかいたり

浄土和讃」10

親鸞聖人のご和讃に、こんなダサい言葉がある。

なんだかはっきりわからなくても、確実に気分が悪い和讃である。

女は、「男になって」成仏する。

 

お葬式のときに、「正信偈」と「和讃」を勤めるが、「葬儀中陰勤行集」に、亡くなった方が男性の場合は、

本願力にあいぬれば
 むなしくすぐるひとぞなき
 功徳の宝海みちみちて
 煩悩の濁水へだてなし

高僧和讃」天親菩薩3

を勤め、亡くなった方が女性の場合は、 

弥陀の大悲ふかければ
 仏智の不思議をあらわして
 変成男子の願をたて
 女人成仏ちかいたり

浄土和讃」10

 を勤めると、書かれている。

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※『葬儀中陰勤行集』東本願寺式務部校閲
15.0×11.3 117頁 1976.11 978-4-8318-9205-8 法蔵館

大谷派経典。和綴本・寺院用。枕経、葬儀式還骨勤行、中陰勤行。付録として葬儀とその前後の行事次第を説明。(法蔵館HPより)

 

葬式の和讃は導師が決めるので、導師になることがほとんどない私は和讃を決めることはないけれど、私が導師なら、女性が亡くなっても「本願力にあいぬれば」にする。

 

前置きが長くなったけど、今回の研修会の菱木先生のお話で特に印象的だったのは、この”なんだかはっきりわからなくても、確実に気分が悪い”「変成男子」のことである。

 

菱木先生の資料より

資料『法華経提婆達多品』に登場する女人五障説と変成男子説

 時舎利弗語龍女言。汝謂不久得無上道。是事難信。所以者何。女身垢穢非是法器。云何能得無上菩提。仏道懸曠径無量劫。勤苦積行具修諸度。然後乃成。

女人身猶有五障。一者不得作梵天王。二者帝釈。三者魔王。四者転輪聖王。五者仏身。云何女身速得成仏。

(中略)女言。以汝神力観我成仏。復速於此。当時衆会皆見龍女。忽然之間変成男子。具菩薩行。即往南方無垢世界。坐宝蓮華成等正覚。三十二相八十種好。普為十方一切衆生。演説妙法。

【時に舎利弗龍女に語って言わく、汝久しからず無上道を得(う)と謂(おも)えども是事(このこと)信じ難し。所以(ゆえん)はいかん、女身は垢穢(くえ)にして是れ法器に非ず、いかんがよく無上菩提を得んや。仏道は懸曠にして無量劫を経て勤苦して具に行を積み諸度を修め、然して後に乃ち成ず。

又女人の身に猶し五障あり、一には梵天王に作(な)ることを得ず、二には帝釈、三には魔王、四には転輪聖王、五には仏身なり。云何が速に女身成仏することを得んや。

(中略)女の言わく、汝の神力を以て我が成仏を観よ。復た此れよりも速かならん。

当に時に衆会の皆、龍女の忽然の間に男子に変成して菩薩行を具して即ち南方無垢世界に往いて宝蓮華に坐し等正覚を成じ三十二相・八十種好を(具え)普く十方一切衆生の為に妙法を演説するを見る。】(鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』)

鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』にほぼ対応するサンスクリット本がある。サンスクリット本には「女身垢穢」の表現は見当たらない

【傍線部の現代語訳】
「婦人は今日に至るまで五つの地位を得ていない。五つとは何であるか。第一はブラフマンの地位、第二はインドラの地位、第三は大王の地位、第四は覇王の地位、第五はひるむことなくさとりを求めるものの地位である」。
 「さて、そのとき、サーガラ竜王の娘は、一切の世間の人々の見ているところで、また長老シャーリプトラの見ているところで、彼女に女性の生殖器が消えて男性の生殖器が生じ、みずからさとりを求める者となったことを示した。」

【変成男子説とは】
女性の肉体が男性の肉体に変化すること。五障の解決策として登場する。性差の転換であってジェンダーの転換ではない。

 

【講義メモ】

法華経が説かれている最中に、説いているお釈迦様は(神通力で)その像だけを残して、
観経の王舍城耆闍崛山韋提希のところに行っていた。
先生釈尊(の像)がしゃべっているときに、文殊と智積(ちしゃく)が、私語している。(けしからん)それは、彼らが聞いた噂話で、「海の中で、八歳になる龍王の娘の龍女がさとりをひらいた。」のだという。その場に舎利弗がいた。舎利弗は先生釈尊の話よりも、文殊と智積の噂話を聞き入り、真偽を確かめに龍女に話を聞きに行った。
その聞き方がなんとも感じが悪い。

舎利弗いわく、「あなたが最近さとったというのは、信じがたい」

「女身は垢穢(くえ)」であり、法を受け止める器ではない。なぜさとることができるだろうか、いやできない。仏道は長い修行の時間があって成ずるもの(八歳でさとるのはおかしい)。

 また女人の身は五種の障礙がある。すなわち、梵天王に作(な)ることができない、二には帝釈、三には魔王、四には転輪聖王、五には仏身となりえない。
なぜ女身が成仏することがあるだろう。だから仏になるはずはない」

(中略)むすめはいった。あなたの神通力を持って、私が成仏したときのことを観るがいい。

そのとき、サーガラ龍王の娘は、一切の世間の人々の見ているところで、また長老舎利弗(シャーリプトラ)の見ているところで、彼女に女性の生殖器が消えて男性の生殖器が生じ、みずからさとりを求める者となったことを示した。

女は、「男になって」成仏する。 

講義では変成男子(女性の肉体が男性の肉体に変化すること)は女性差別の解決策にならないと語られた。それは時代社会に追従してきた教えの問題である。では私はどうしていくのか。差別問題を学ぶときにいつも選ばされる思いがする。

 

お葬式で「変成男子」の和讃を選ぶ住職がいる。「この人は、女性差別の問題に関心がないのだな」とため息をつく。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

性差別の問題や時代社会に追従してきた教えの問題をともに訪ねる①

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開催趣旨 (研修会レジュメより)
「ことに女人の身は内に五障(ごしょう)あり外に三従(さんしょう)ありてさわりおもく罪深きがゆえに・・・」

五障(ごしょう):女人が持っている五種の障礙(しょうげ)、すなわち梵天王、帝釈天、魔王、転輪聖王、仏身となり得ないこと。法華経提婆達多品に説く。(『広辞苑』より)

三従(さんしょう):婦人が従うべき三つの道。すなわち家にあったは父に従い、嫁しては夫に従い、夫の死後は子に従うこと(『広辞苑』より)

この言葉はある寺院で毎月開かれる御講で拝読される御消息の一節です。この御消息を聞いた女性から「お参りの度に思うことだけど、正直いい気持ちはしない・・・」と言われたことがあります。男性より女性の方が罪深いのでしょうか。

大聖寺教区では、毎月五つの組(東・西・南・北・中)ごとに開催される相続講の御講(組講)や各在所ごとの御講において、御消息が拝読されています。どのような思いで今日まで伝えられてきたのでしょうか。一度立ち止まって、大切に読まれ続けてきた歴史から、その内容を確かめ今後の歩みにしたいと思います。

今年度の北陸連区差別問題研修会は、性差別の課題に取り組む女性室公開講座と併せて開催いたします。大聖寺教区で拝読される御消息を通じて、性差別の問題や時代社会に追従してきた教えの問題をともに訪ねましょう。

御消息:宗主からのお手紙。特に第八代蓮如上人のお手紙を御文という。また、東寺の御消息には御講にあてた御礼金の領収証・御講解説の許状・善知識としての「ご法主」からの御教化(ごきょうけ)という意味合いがある。

第41回問題研修会助成室公開講座 女性室公開講座

テーマ:浄土を願う~御文・御消息から問われる私~

期間:2019年1月18日から19日
会場:山代温泉「瑠璃光」
講師:菱木政晴氏

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問題になった「御消息」だけでなく、日頃馴染みの深い蓮如上人の「御文」五帖目にも、女性差別の言葉はたくさんある。

7 それ、女人の身は、五障・三従とて、おとこにまさりてかかるふかきつみのあるなり。このゆえに、一切の女人をば、十方にまします諸仏も、わがちからいては、女人をばほとけになしたまうことさらになし。しかるに阿弥陀如来こそ、女人をばわれひとりたすけんという大願をおこして、すくいたまうなり。このほとけをたのまずは、女人の身のほとけになるということあるべからざるなり。これによりて、なにとこころをももち、またなにと阿弥陀ほとけをたのみまいらせて、ほとけになるべきぞなれば、なにのようもいらず、ただふたごころなく、一向に阿弥陀仏ばかりをたのみまいらせて、後生たすけたまえとおもうこころひとつにて、やすくほとけになるべきなり。このこころの、つゆちりほどもうたがいなければ、かならず、かならず、極楽へまいりて、うつくしきほとけとはなるべきなり。さてこのうえにこころうべきようは、ときどき念仏をもうして、かかるあさましきわれらを、やすくたすけまします阿弥陀如来の御恩を、御うれしさ、ありがたさを報ぜんために、念仏もうすべきばかりなりと、こころうべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。

 

14 それ、一切の女人の身は、ひとしれずつみのふかきこと、上臈にも下主にもよらぬ、あさましき身なりとおもうべし。それにつきては、なにとように弥陀を信ずべきぞというに、なにのわずらいもなく、阿弥陀如来をひしとたのみまいらせて、今度の一大事の後生たすけたまえともうさん女人をば、あやまたずたすけたまうべし。 

 

20 それ、一切の女人たらん身は、弥陀如来をひしとたのみ、後生たすけたまえと申さん女人をば、かならず御たすけあるべし。さるほどに、諸仏のすてたまえる女人を、阿弥陀如来ひとり、我たすけずんば、またいずれの仏のたすけたまわんぞとおぼしめして、無上の大願をおこして、我諸仏にすぐれて女人をたすけんとて、五劫があいだ思惟し、永劫があいだ修行して、世にこえたる大願をおこして、女人成仏といえる殊勝の願をおこしまします弥陀なり。このゆえにふかく弥陀をたのみ、後生たすけたまえと申さん女人は、みなみな極楽に往生すべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。

 

p832 / 御文・五

 

蓮如上人の書かれたものには、親鸞聖人にはない表現「五障三従」という言葉が出てくる。三従を定着させたのが蓮如上人であると話された。「時代社会に追従してきた教え」にため息をつく。

能登さくら駅2019

能登さくら駅に来たパグのさくらちゃん。おりこうさん

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鳥の写真は、うまく撮れませんでした。残念

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帰りの電車が来ました。

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 車窓から

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アニメ「花咲くいろは」の舞台になったという、ゆのさぎ駅

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帰りは、里海号に乗りました

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七尾駅に着きました。「花咲くいろは」パッケージ列車

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のと里山里海号に乗って能登さくら駅へ

能登さくら駅へ行って参りました。

七尾駅から、「のと里山里海号」に乗ります。

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普通列車料金にプラス300円で乗ることが出来ます。

カジュアルコース|のと里山里海号

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車両は、里山号と里海号があり、行きは里山号に乗りました。

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途中、能登中島駅で停車し、鉄道郵便車「オユ10」の見学を行うことができます。

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車窓から見える美しい漁港

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今日はツインブリッジのとの向こうに立山が見えました。きれいだ。

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能登さくら駅が見えてきました。

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さあ、鳥を撮るぞ。

続く

再び兼六園。今回は伝統工芸館から

今年のさくらシーズンは、兼六園に2回行きました。

一回目は、4月7日。遊林も行って、たくさん撮ったので、まだ編集中。

二回目は、4月12日。今年は、5日から11日まで無料開放だったので、12日はあまり混み合っていないことを期待して行きました。

 

今回は、まず、「石川県立伝統産業工芸館」に行きました。兼六園に併設していて、館内から兼六園に行くことが出来ます。無料の駐車場があります。

1Fは無料で、「ミュージアムショップ」では、石川県の伝統的工芸品を販売しています。伝統の技と技術を生かしながら、現代風にアレンジされた逸品ぞろいです。ぜひお立ち寄りください。

2Fは有料で、兼六園入場券セットだと、500円。

第1展示室、第2展示室、第3展示室があり、フラッシュ使用しなければ写真撮影可能です。

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石川の伝統工芸といえば、なんといっても【九谷焼

木米(青木木米の指導により、人物を主に九谷の五彩)、吉田屋(青・黄・紫・紺青の四彩)、飯田屋(九谷赤絵、赤により綿密に人物を描き、そのまわりを小紋等で全体を埋める)、古九谷(赤・青・黄・紫・紺青の五彩、狩野派)に、庄三、永楽

この美しいお皿が日常使いだというのがすき。

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【鮎毛針】とってもきれいなんです

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着物の帯留

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黄金の庵。伝統工芸・建築の匠によって、秀吉「醍醐の花見屏風絵」庵が蘇る。

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常設展 | 施設紹介 | 石川県立伝統産業工芸館

伝統工芸36業種 | 石川県立伝統産業工芸館

企画展

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平等院みたい

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それでは、兼六園に参りましょう

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兼六園と言えば、ことじ灯籠。観光客を避けてこの角度で。 

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池に映る空がほんとにきれい

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日本武尊

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小鳥もデート中

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デートしていたのはシジュウカラ 

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ヤマガラも撮りました
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 今日もエナガがいました

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しっぽしか見えなかったのは

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たぶん、ウグイス

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さくら、ちらざらなん

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「あのね、伝統工芸館は駐車場無料で、割引チケットが売ってて、500円で兼六園にも行けるんだよ」と、どや顔で友人に話したら、「石川県民は、兼六園は土日無料なんだよ」と教えてもらった。知らなかった・・・

「歎異抄」序文について

念仏はわれらを恍惚の境に導くものではない。現実の自身に眼覚めしめるものである。信心は浄土のあこがれにあるのではない。人間生活の上に大悲の願心を感知せしめるにあるのである。 (金子大榮)

出典:『歎異抄』 金子大栄校注 岩波書店

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歎異抄
親鸞聖人の弟子である唯円(ゆいえん)が著したと言われる書であり、親鸞聖人の言葉によりながら、聖人なきあとの異説を歎き、聖人の教えの真意、真実の信心を伝えようと書き記したと言われています。前後2部に分かれ、前半は、親鸞聖人から聞いた法語を記し、後半では、当時行われていた念仏の異議をあげて批判し、真実の信心に目覚めるように、法然上人や親鸞聖人の言行が引かれています。

親鸞聖人の関連書物など | 東本願寺 より

歎異抄」は、親鸞聖人がおっしゃった言葉が書かれているので大事にされてきた。たくさん本がある。これから、月に一回は、金子大栄校注の岩波書店歎異抄を勉強します。まず、金子先生の言葉を書き写す。次に、自分の感想を書く。最後は、聖教電子化研究会 ( seiten@icho.gr.jp ) を利用して、原文を載せる。

 

・「歎異抄」序文について

今、行われている説には、先師から直接に聞き伝えた真実の信心と異なるもののあることを嘆き、それが聖人の教をうけ続(つ)いでゆこうとする後進の疑惑となることを悲しく思う。まことに因縁の深い善知識の教えがなければ入りがたい易行の法である。それは全く、自己の見解をもって乱されてはならない他力の宗旨である。よって、親鸞聖人の御物語の趣意で耳の底に留まっているものを記すこととした。これひとえに同じ心で道を求める人々の不審を解消したいからである。
歎異抄』 金子大栄校注 岩波書店 

・「親鸞聖人の言葉というのは、自分が抜けていると、読めない、わからない」と、ある本に書いてあった(頷いた。)と、先輩が言っていた。そうだと思う。だけど、この、歎異抄の始まりの言葉の「同じ心で道を求める」にこだわってしまうと、「同じ心で道を求めていない私」が問題になってしまって、動けなくなる。読めなくなる。

金子先生の歎異抄は読むべきなんである。短い本です。

「同じ心で道を求めていない私」が問題になってしまって、読めなくなるのは、もったいない。

歎異抄の著者の唯円房と親鸞聖人は50歳の差があると言われます。唯円房が10代の時に聞いた親鸞聖人の言葉を、聖人がお浄土へ還って(26年後)、同じく教えを聞いてきたはずの人たちが親鸞聖人がおっしゃるはずのないことをいうては迷うようになってきて、「歎異」異なるを嘆いて「抄」抜き出して書いた。けれどもそれはまた、自分自身を嘆いた言葉であったと聞いています。あいつらわかっとらん、ということでなく、聞いた私がなんしとらんか、という、異なるを嘆いた書です。

私は、この序文の中で一番「耳の底に留まっている」というところがすきです。すきよりもっと、何度聞いてもじーんとするところです。「みみのそこにとどまるところ、いささかこれをしるす」、何十年も耳の底に留まる言葉。その言葉は自分を支え、自分を突き動かす。もしかしたら、自分のすべてかもしれない。 

その言葉に、金子大栄師の解説によって、親しんでいきたい。

・原文
 竊回愚案、粗勘古今、歎異先師口伝之真信、思有後学相続之疑惑。 

ひそかにぐあんをめぐらして、ほぼここんをかんがうるに、せんしのくでんのしんしんにことなることをなげき、こうがくそうぞくのぎわくあることをおもう。

幸不依有縁知識者、争得入易行一門哉。全以自見之覚悟、莫乱他力之宗旨。 

さいわいにうえんのちしきによらずは、いかでかいぎょうのいちもんにいることをえんや。まったくじけんのかくごをもって たりきのしゅうしをみだることなかれ。

仍、故親鸞聖人御物語之趣、所留耳底、聊注之、偏為散同心行者之不審也、云々。

よって、こしんらんしょうにんおんものがたりのおもむき、みみのそこにとどまるところ、いささかこれをしるす。ひとえにどうしんぎょうじゃのふしんをさんぜんがためなりと。うんぬん。

 

参考:『歎異抄』 金子大栄校注 岩波書店 (ワイド版もあります)

歎異抄 (岩波文庫 青318-2)

歎異抄 (岩波文庫 青318-2)

 

p626 / 歎異抄 聖教電子化研究会 ( seiten@icho.gr.jp ) サーバ提供:真宗大谷派大阪教区「銀杏通信」

 

【52の宿題】week21:光条をアクセントに入れて撮ってみよう

week21:光条をアクセントに入れて撮ってみよう

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焦点距離:85ミリ
撮影モード:絞り優先
絞り:F20
露出:-0.3EV補正
WB:太陽光
ISO:100

f:id:meirin41:20190414004249j:plain

焦点距離:90ミリ
撮影モード:絞り優先
絞り:F20
露出:-0.3EV補正
WB:太陽光
ISO:100

・カメラのテクニック
絞り優先オートに設定して、絞りを大きく絞るようにしましょう。絞れば絞るほど、太陽にシャープな筋が現れます。またシルエットがくっきり出るよう露出をマイナスに補正しています。(参考:「52の宿題」鈴木知子 日本写真企画 より)

 

またチャレンジして、今度はもっとシャープな筋を撮ります。

 

画像が大きすぎて、アップロードできなくて、困っていました。

こちらの記事【はてなブログ奮闘記】写真がアップロードできない(・Д・)ノ - 午前2時の備忘録を拝見し、10M以下でないと、アップロードできないことに気づく。友人に相談したところ、圧縮サイトを伝授していただきました。感謝感謝です。

 

【圧縮サイト】

オンラインで画像を圧縮。最高の画質および圧縮方式

 

上の、光条ひとつの写真、圧縮して、

12.9 MB (13,585,703 バイト)→0.99 MB (1,041,211 バイト)に。

ありがたや、ありがたや。 持つべきものは友。

 

写真が上手くなる52の宿題

写真が上手くなる52の宿題

 

 

【52の宿題】week1:花を使って、季節を感じる撮ってみよう(2回目)

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f:id:meirin41:20190414010802j:plain

焦点距離:145ミリ
撮影モード:絞り優先
絞り:F8
露出:+0.7EV補正
WB:太陽光
ISO:100

・さくらをフレームに見立て、山の背景を背景にしています。

・花だけを撮るのでなく「どこでどう咲いてているか」を表現。撮影地をイメージさせるランドマークを背景に入れました(ランドマークかな?)