『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

着物日記>七十二候の季節

螳螂生(かまきりしょうず)6/6-6/10あたり

カマキリのちっちゃいのを探していたのですが、見つからず日が過ぎてしまいました。 この辺にいるんだけどな、しょうがないのでちっちゃなショウジョウバッタアップします。右側の葉っぱが茶色くなったクローバーの近くです。 ちっちゃなアマガエルがかわい…

麦秋至(むぎのときいたる)5/31-6/5あたり

麦秋至(むぎのときいたる)、麦の穂が実り収穫する時のようですが、麦は見当たらず・・・ 母さんは何を探しているの? 麦の道っぽくない? 違うか。 あ、これはどう? 違うよね。 6月になってようやく花粉症がおさまりました。3月にはじまって3カ月間、スギ花粉…

紅花栄(べにばなさかう)5/26-5/30あたり

のんびりしていても落ち込んでいても季節は巡り、夏の声が聞こえています。坊守会の案内に軽暑の候と書きました。五月の終わりは、紅花栄 べにばなさかう ベニバナが盛んに咲く時期なのだそうです。私の地域ではベニバナを見たことがありません。風土が合わ…

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)5/21-5/25あたり

「蚕起きて桑を食む」と。これは正絹を着ていかねばならん、しかし・・・。一晩悩んで着物で研修会に参加しました。正絹の着物は勇気が出ず、高級ポリエステルにします。普通のポリエステル着物をたくさん持っている私としては、高品質な物は正絹と見分けがつか…

竹笋生(ちくかんしょうず)5/15-5/20あたり 

たけのこ生ずというのだけど、筍は竹になりました。 私的にはこの時期は豌豆生(えんどう生ず)。このところ毎日食べています。 それから苺も。畑のイチゴはもうすぐなので、スーパーのイチゴが安くなり1パック298円で買える時期。ヘビイチゴが盛りです。食べ…

蚯蚓出(みみずいずる)5/10-5/14あたり

カエルなど他の生きものは啓蟄の頃に出てくるが、ミミズはのんびりしていて、今頃から出てくるといわれる。ミミズはどこへ行くのかな、そもそもいままでいなかったかなあ? 畑では、「ミミズ・カエルなんて掘ったらいつでもいる。たまにネズミがチュウ!」な…

蛙始鳴(かわずはじめてなく)5/5-5/9あたり

初夏を迎えました。5月5日から20日頃は立夏、夏の始まりの時期です。 カエルなんて毎日鳴いてるはずなんだけど、と池を探す。声はすれども姿見えず、ジャンプして飛び込んだようだけどそれっきり。 しょうがないのでイモリを撮りました。ほっぺがふくれてい…

牡丹華(ぼたんはなさく)4/30-5/4あたり

お散歩道のボタンはもう少し。開くときれいだろうな! 去年8月終わりにオークションで入手してから、ずっと出番を待ってた「撫松庵」のしゃれ袋帯、二重太鼓出来るかな。いつになく高額なコーディネートになりましたので遠出は避けたい。実はポリエステルな…

霜止出苗(しもやんでなえいず)4/25-4/29あたり

急ピッチで田植えの準備をしています。田植えといえば、もうゴールデンウィークなんですね。キラキラ輝く澄んだ光の中で、この時ばかりは息子たちも手伝って、作業が行われます。その光景が大好きなのだけど、じっと見てるわけにはいかず、用もないのにうろ…

葦始生(あしはじめてしょうず) その2

この時期は「葦始めて生ず」といって、緑が輝く時期なのだとか。葭始生(よしはじめてしょうず)と、書かれているものもあります。「葦」はイネ科ヨシ属の多年草で、川辺などに茂るのだそうです。と、前回書いたのですが、その後も葦を探しました。 こんな小さ…

葦始生(あしはじめてしょうず) 4/20-4/24あたり

4/20から5/5は「穀雨」といって、たくさんの穀物に、恵みの雨が降り注ぐ頃。だから雨が多いのですね。着物でおでかけを躊躇します。 この時期は「葦始めて生ず」といって、緑が輝く時期なのだとか。葭始生(よしはじめてしょうず)と、書かれているものもあり…

虹始見(にじはじめてあらわる) 4/15-4/19あたり

七十二侯といって季節が五日ごとに移り変わる様を表現する言葉があり、着物はそれに応じて衣替えや絵柄、色合わせをするようです。 この時期は、空気が潤ってきて「虹始見」という。あれ、虹の季語って春?確認したら、夏でした。雨が多いからなのか一年中見…

鴻雁北(こうがんきたす) 4/10-4/14あたり

七十二侯といって季節が五日ごとに移り変わる様を表現する言葉があり、着物はそれに応じて衣替えや絵柄、色合わせをするようです。 この時期は、「鴻雁北」といって、鴻や雁などの冬鳥が北へ還ってゆく時期。ところで「鴻(おおとり)ってなんだ?」と遊林に聞…

玄鳥至(げんちょういたる) 4/5-4/9あたり

七十二侯といって季節が五日ごとに移り変わる様を表現する言葉があり、着物はそれに応じて衣替えや絵柄、色合わせをするようで、田舎を歩くと感じる季節を愛でながら過ごしています。 本来この時期は、「玄鳥至」といって、つばめがやってくる時期、冬の間、…