『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

『シルバー川柳』で大盛り上がり

シルバー川柳 (一般書)

シルバー川柳 (一般書)

  • 作者: 社団法人全国有料老人ホーム協会,ポプラ社編集部
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2012/09/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 4人 クリック: 18回
  • この商品を含むブログ (10件) を見る

遊林です。今日、この本を買いました。好きだった句をランクづけして発表します!

1位 妖精と 呼ばれた妻が 妖怪に     

です。見た瞬間大笑いしてしまいました。

2位 なぁお前 はいてるパンツ 俺のだが

です。私も、将来ありそうな事だなぁと思いました。

3位 へそくりの 場所を忘れて 妻に聞く

です。へそくり無くなってしまうね。

迷林です。本屋でみつけて二人で爆笑しました。おばあちゃん子で、お友だちも多いし、お年寄り大好きな私は、娘と笑い所が違うなぁと感じていましたが、娘には他人事でおもしろい感覚なんでしょうね。テリー伊藤さんの背表紙がついているのを選んで買いました。6つ句が書かれていたけど、テリーさんのお気に入りなのかな。

私のお気に入り川柳は、

   立ちあがり 用事忘れて また座る

何かしているうちに用事を忘れることはたくさんあるけれど、そのうち、立ちあがってすぐ座るようになるのかな。 

   何回も 話したはずだが 「初耳だ!」

ご門徒のおじいちゃんの姿が重なります。

共感するのもあれ、寂しさを知らされるのもあれ、愛しいのもあれ、お浄土へ帰った人たちの顔が思い浮かんだり、ちょっと滑稽で笑えたり。あとがきには、「お年寄りとの生活をもっと身近に感じてもらえれば幸いです。」と書かれています。にっこりほっこりたまに吹き出してしてしまう素敵な一冊です。