『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

願は本願ともいい、すべての人々を救いたいという、広大なる願いでもあるので、弘願(ぐがん)、弘誓(ぐぜい)、弘誓願(ぐぜいがん)、大弘誓(だいぐぜい)等ともいいます。

法蔵菩薩の因位の時、世自在王仏の所にましまして、
 諸仏の浄土の因、国土人天の善悪を覩見して、
 無上殊勝の願を建立し、希有の大弘誓を超発せり。
親鸞正信偈

昨夜、いただいたマメとUFOカボチャを煮ました。
母は、UFOカボチャと呼んでいたけれど、ズッキーニの一種らしい。したがって、カボチャの仲間なのである。ということは、カボチャみたいに少し皮をむいて煮る。圧力鍋ティファール愛用。シューっとなってから一分で過熱をやめる。エコやし。
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先日、サルトリイバラ冬にいただいて食べたことあったはず、と書きましたが、間違いでした。これのことです。名前はわかりません。
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さっと洗ってフライパンで炒める。もやしより簡単に火が通る。
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まいがや(おいしいのよ)。
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マメとUFOカボチャの煮物も出来ました。
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この前のバーベキューで差し入れしたチューハイ、たくさん余りました。
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車で来てる人が多くて。次は12本ノンアルコールにしよっと。
ということで、今日は午後からアルコール3%飲んでます。ほろよいのぶどうサワー、ファンタグレープみたいでおいしい。

法蔵菩薩の因位の時、世自在王仏の所にましまして、
 諸仏の浄土の因、国土人天の善悪を覩見して、
 無上殊勝の願を建立し、希有の大弘誓を超発せり。

正信偈中の次の二つの言葉に注目したい。

覩見:よく見ること。覩は睹の異字体で、見る、視線を集中してよく見るの意。
「書いて学ぶ 親鸞のことば」東本願寺出版部発行 より

曙(あけぼの)という字に似ているけれど、ちょっと違う。

願/大弘誓:願は本願ともいい、仏になる前、菩薩として修行中の時に立てられた願いのことで、必ず成し遂げようと誓うので誓願ともいいます。またすべての人々を救いたいという、広大なる願いでもあるので、弘願(ぐがん)、弘誓(ぐぜい)、弘誓願(ぐぜいがん)、大弘誓(だいぐぜい)等ともいいます。法蔵菩薩はさまざまな仏の世界や人々の行いを見て、念仏一つによってすべての人々を救いたいと願われましたが、その願いを四十八の願として選択され、この願が成就しなかったら決してさとりの身とはならないとお誓いになりました。
「書いて学ぶ 親鸞のことば」東本願寺出版部発行 より

この語句の意味書いた人すげいわ。真宗大谷派教学研究所か。いまどなたがおいでるのかな。いずれにしても誇らしい。(と、以前も思ったな。)

書いて学ぶ 親鸞のことば―正信偈

書いて学ぶ 親鸞のことば―正信偈

願は本願ともいい、すべての人々を救いたいという、広大なる願いでもあるので、弘願(ぐがん)、弘誓(ぐぜい)、弘誓願(ぐぜいがん)、大弘誓(だいぐぜい)等ともいいます。

弘願(ぐがん):(ちょっと調べて長くなったので次回にします。)
弘誓(ぐぜい):「あー、弘誓の強縁(ごうえん)な、多生(たしょう)にも値(もうあ)いがたく、真実の浄信(じょうしん)なぁ、億劫(おっこう)にも獲(え)がーたし。」教行信証総序の文、じいちゃん(節談説教)バージョン。
弘誓願(ぐぜいがん):(いろいろありましたが、「末燈鈔」のはじめの方にありました。「臨終まつことなし、来迎たのむことなし。信心のさだまるとき、往生またさだまるなり。」のちょっと後。)
大弘誓(だいぐぜい):ちょーほっけーうだーいぐぜーいー(「超発希有大弘誓」)自分が気持ちよく何を叫んでいるのかと思ったら、お葬式の時の正信偈(中読あるいは真読)でした。
ああ、なんかダメ。

葬式で勤める正信偈は、通常の正信偈草四句目下や報恩講正信偈真四句目下と違って、「超発希有大弘誓」で、一区切りついて、「五劫思惟之摂受」と言う言葉でまた始まります。私の地域では、その時に喪主がお焼香します。

ほろよい、2本あきました。