『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

永平寺いーじ その1

じゃーん、やって来ました永平寺

境内に一番近いお土産屋さんに駐車しました。

「1000円以上、お土産を買ってくださったら、駐車料金はいただきません。お連れさんがいらっしゃるんですか。では、2000円以上お買い上げお願いします。」

 

おお、願ったり叶ったり。

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(事前勉強をしていくべきだった。)

永平寺の主な伽藍 | 永平寺について │ 禅の里 まちづくり実行委員会

 

さてさて、永平寺、平日だというのに観光客がたくさんいましたよ。いーじ

 

まず【仏殿】へ行きました

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本尊釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ・お釈迦さま)、阿弥陀仏、弥勒仏の三尊仏。

真ん中のお釈迦さましか、ほぼ見えません。

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東本願寺の御影堂門上には、『仏説無量寿経』の会座があらわされているけど、お釈迦さまが中央で、阿弥陀さまと弥勒仏が描かれる経典なんてあるのかなぁ。」と、私が言うと、連れは「阿弥陀仏が脇侍(わきじ)なんて考えられない。」とひとこと。おお、なるほど、納得。なんとも頼もしい連れです。

上層(非公開)には、釈迦如来像(坐像)を中央に、脇侍として向って右側に弥勒菩薩像(立像)、左側に阿難尊者像(立像)の三尊が安置され、浄土真宗の正依の経典「浄土三部経」の1つである『仏説無量寿経』の会座をあらわす。また、その手前には仏舎利が安置される。東本願寺 - Wikipedia

  

渡り廊下がまた美しいのです 

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お次は【法堂】

迷林:「あの、ガオは、なにかなぁ。」

連れ:「ライオンじゃない?」

迷林:「え、獅子じゃない?」(なんでライオン?くすくす)

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儀式作法の訓練のようで、一つの動作を繰り返し行っていらっしゃいました。

整った儀式作法というのは、とても美しいもので、仏国土の荘厳を表す、と聴いたような。作法に襟を正すような姿勢に頭が下がります。

見とれていたのは、私たちだけではなく、周りにはたくさんの観光客のかたがいらっしゃいました。

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こっそり、ひそひそ、先日一緒に参加した学習会の反省会をやりました。あれよかったね、とかそれぞれの気づきを話し合って、もちろん、目の前のお坊さんたちのことも話したり、それはそれは楽しい時間でした。

 

次に【承陽殿】へ行きました。

「承陽」には仏教を承け伝えると言う意味があるようです。「陽(太陽)を承け伝える」

西に向かってというのは、非常に大事な言葉で、西に向かうということは、真実を求めるという意味があります。

これは西というのは太陽が沈んでく方向でしょう。太陽が沈んでくというのは、太陽が帰っていくと昔の人は見たんですね。

太陽というのは、すべての営みを照らして、そしてその営みを支えるものでしょう。太陽がなかったら、どんな生き物も生きていけません。すべてのいきとしいきるものが、最後帰っていく処、そう見ていったわけですよ。真実ですよ、帰っていく処が本当のところだから。

と、ある方が話されていたことを彷彿とします。

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このガオはなに?って、もう聞きませんよ。笑

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【承陽堂】は道元禅師を奉祀する御真廟で、正面の階段を登ったところに、本殿があります。(パンフレットより)

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【大庫院】の韋駄天さま↓【大庫院】は食事をとる場所のようです。

迷林:「韋駄天韋駄天とか、(浅草の)帝釈天とか、一昔前の日本人にとって馴染みが深かったんでしょうね、梵天より。」

連れ:「それらはバラモンの神なんだよ。」

迷林:「なるほど。(ぴんときませんが。笑)」

 

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ぽち。 

ブッダのおしえとインドの思想: 前田專學講演録 (響流選書)

ブッダのおしえとインドの思想: 前田專學講演録 (響流選書)

 

 

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あああ、もえる。(また遊林がひくな。笑)

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その2に続く