『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

鱖 [魚厥]魚群(さけのうおむらがる) 12/17-12/21あたり

鮭が群がり川を上る

魚へんに厥と書いて、 (さけ)、音読みは「ケイ」です。なるほど。難しい漢字の読みクイズに出そうですね。

 

愛読書のこの章の一文を紹介します。

 

北海道に思いを馳せて

海からサケがふるさとの川に産卵へ帰るころです。

北海道の白老にある小さな川にサケが上がるのを見に行ったことがあります。河口にサケが群がって一匹一匹と川の上流へ、水流に押し戻されるものもあり。ウロコが剥がれ、決死の体で上る姿を眺めていると、ひとりでに涙が流れていました。アイヌの人たちは川に上ったサケに必ず感謝を捧げ、捕りつくすことはしなかったそうです。

洋服でも着物でも冬の白は憧れのおしゃれ。この雪国の地で白い景色に白い装いなんて、おしゃれの極みでしょう。そこでずっと冬に着たかった白大島、亀甲柄の男物を仕立て直したものに、帯にコーディネートしたのは冬の海を描いた塩瀬の名古屋帯。ロウたたきの技法を用いた、細かい不規則な斑点の白い染め模様は、まるでサケが群がっていた水辺の飛沫のようにドラマティックです。 

「日本のおしゃれ」上野淳美著 発行:WAVE出版  

 

 

亀甲柄の白大島に冬の海の波が描かれた帯

うっとり。柄合わせも色合わせも楽しいのが着物ねん、小物もね

 

日本のおしゃれ [七十二候]~季節とつながる着物えらび、小物合わせ~

日本のおしゃれ [七十二候]~季節とつながる着物えらび、小物合わせ~

 

 

12/21シクラメンをいただきました。寒いけどお互いがんばろうね。 

f:id:meirin41:20151222110711j:plain

 

f:id:meirin41:20151222110536j:plain

f:id:meirin41:20151222110645j:plain

 

12/20落成式に出席しました。

着物は紅色の色無地で。普段暖色のものをあまり着ないのでなんだかテンションが上がります。 

f:id:meirin41:20151222140413j:plain

着物:色無地/裾模様/正絹/紅色/1200円

帯:名古屋帯/花車柄/正絹/800円

帯揚:ブルーグラデーション/520円

帯締:水色/やまと(福袋)

自撮りって難しい

f:id:meirin41:20151220121040j:plain