『歎異抄』に帰る

-新迷林遊林航海記

「登高座作法の流れ(数珠の置き方・巻式の所作法)」<4>

式嘆置換
右手で式文を手前に出し、左手を添えて嘆徳文の上を越さないように、左側に置き、両手で机の真ん中に整えて置く
焼香
左手を前卓にかけて焼香一握。香盒の蓋を閉じる→火車香炉の蓋も閉じる
(焼香の時は数珠を持つ)
巻嘆徳文
(数珠を持ったまま)
嘆徳文をとり、第一行まで巻いて、式文の右側に置く。威儀を整えて、念仏を一遍聞き、「ブ」で、(左に首をかしげ)式間念仏者に向かって軽く頭を下げる。
ここまで念仏が続く
数珠を四匝にして脇机に置く
嘆徳文
念仏が終わって、嘆徳文拝読。片巻。
拝読し終わったら、両手で巻き納め、左手を頭の方、右手を手前にして持ち、恭しくいただく。

伽陀
 直入弥陀
「直入弥陀」の間いただく、五字目「大」にかかって、上体を起こし、式文の右側に戻す。
左手で脇机の数珠をとる
下高座
助音がはじまって、柄香炉をとり、膝上中央に持つ。
右手を礼盤中央にあて、右膝左膝の順番に下りる。
礼盤の前に蹲踞(そんきょ・一旦お尻を下げる)して、立つ。
右足、左足の順に下がる。右足を草鞋の真ん中に入れて、まず左足を履き、右足を履く
三拝
二拝(蹲踞)して、半歩さがって(右足→左足の順)、一拝(蹲踞)する
置柄香炉
左足から、礼盤の前へ行き、左足から前進して、上体を曲げて、右手を礼盤中央にあて、柄香炉を脇机に置く(戻す)
持中啓
右斜向きに蹲踞して、中啓をとる。正面に向かって立つ。
右足、左足の順に「脱履」の場所まで下がる。
復座
瞻仰(せんごう)し、頭礼する ←忘れやすい
復座へ

 

「登高座作法の流れ(数珠の置き方・巻式の所作法)」<1>

「登高座作法の流れ(数珠の置き方・巻式の所作法)」<2>

「登高座作法の流れ(数珠の置き方・巻式の所作法)」<3> 

「登高座作法の流れ(数珠の置き方・巻式の所作法)」<1>から<4>

http://d.hatena.ne.jp/nikoju/20130203